特許
J-GLOBAL ID:200903066342711304

針状ころ軸受用の保持器および針状ころ軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-009994
公開番号(公開出願番号):特開平8-270658
出願日: 1996年01月24日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【課題】針状ころ軸受用の保持器において、柱部の付け根の強度を向上させて耐久性を改善する構造としながら、潤滑性についても改善できるようにすること。【解決手段】長手方向の所要間隔おきに針状ころ収納用のポケット11が穿設される帯状母材を円筒形に湾曲成形して接合してなる針状ころ軸受用の保持器10であって、各ポケット11間の柱部13の背中合わせの両側面Sが互いにほぼ平行に形成され、各柱部13の内径端間の間隔L1が針状ころ9の直径よりも小さく設定されており、各柱部13の軸方向中間位置で径方向中央よりも外径側の領域にポケット11中心側へ突出する凸部14がそれぞれ設けられ、各ポケット11での凸部14間の間隔L2が針状ころ9の直径よりも小さく設定されており、凸部14の内径側に、ポケット11に収納される針状ころ9に対して面接触するテーパ面15が形成されている。
請求項(抜粋):
帯状母材において長手方向の所要間隔おきに針状ころ収納用のポケットが穿設され、この帯状母材を円筒形に湾曲成形して接合してなる針状ころ軸受用の保持器であって、周方向で隣り合う各ポケット間の柱部において背中合わせの両側面が互いにほぼ平行に形成され、周方向で隣り合う各柱部の内径端間の間隔が針状ころの直径よりも小さく設定されており、前記各柱部の軸方向中間位置で径方向中央よりも外径側の領域にポケット中心側へ突出する凸部がそれぞれ設けられ、各ポケットでの凸部間の間隔が針状ころの直径よりも小さく設定されており、前記凸部の内径側に、ポケットに収納される針状ころに対して面接触するテーパ面が形成されている、ことを特徴とする針状ころ軸受用の保持器。
IPC (3件):
F16C 33/48 ,  F16C 19/44 ,  F16H 1/28
FI (3件):
F16C 33/48 ,  F16C 19/44 ,  F16H 1/28

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