特許
J-GLOBAL ID:200903066346411313

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-319737
公開番号(公開出願番号):特開平7-172288
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 常時正確なアンチスキッド制御を可能にするアンチスキッド制御装置を提供する。【構成】 車両に設置される加速度センサからの出力信号に基づいて、車体減速度を演算し、この車体減速度によって推定車体速度を演算する。車輪速度センサにて検出される車輪速度と推定車体速度とから全車輪のスリップ状態を検知し、全車輪のスリップ状態が、所定時間継続して所定範囲内にある場合に、加速度センサの異常により推定車体速度の正確な演算が不能になったと判断する。この場合に車輪速度を基に推定車体速度を補正し、この補正した推定車体速度を基準にして、アンチスキッド制御を行う。
請求項(抜粋):
車両の各車輪の車輪速度を検出する車輪速度センサと、前記車両に制動力が加えられた場合に車輪と路面との間の摩擦結合状況を検知する摩擦結合検知手段と、少なくとも前記摩擦結合検知手段によって検知される摩擦結合状況を用いて、前記車両の車体速度を推定する推定車体速度算出手段と、前記車輪速度センサにて検出される各車輪の車輪速度と推定車体速度との関係から各車輪のスリップ値を検知するスリップ値検知手段と、前記スリップ値検知手段により検知される各車輪のスリップ値が、所定時間継続して所定の上限値および下限値によって規定される所定範囲内の値となったことを判定する判定手段と、前記判定手段によって、前記各車輪のスリップ値が、所定時間継続して前記所定範囲内の値になったと判定された場合、前記推定車体速度の算出を前記摩擦結合状況を用いることなく、前記車輪速度に基づいて行うものに変更する変更手段と、を備えることを特徴とするアンチスキッド制御装置。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭62-295766
  • 特開昭63-232061
  • 特開平4-163264
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審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-295766
  • 特開昭63-232061
  • 特開平4-163264
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