特許

J-GLOBAL ID：200903066357093771

ブラシレスモータの制御方法およびその装置

発明者： 篠崎 嘉輝
出願人/特許権者： 株式会社富士通ゼネラル
代理人 (1件)： 大原 拓也
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-119560
公開番号（公開出願番号）：特開平7-303391
出願日： 1994年05月09日
公開日（公表日）： 1995年11月14日
要約：

【要約】【目的】 ブラシレスモータの制御するにあたって、位置検出の回路を簡略化し、運転モードの移行をスムーズとし、かつ、運転の安定化を図る。【構成】 ブラシレスモータを同期運転とし、しかる後同ブラシレスモータの回転子の位置検出に基づいた運転とするブラシレスモータの制御方法およびその装置において、三相のブラシレスモータ1の複数の電機子巻線の端子電圧を位置検出部3に入力して少なくとも1つの位置検出信号を得るとともに、この得れらた位置検出信号を制御回路8に入力しており、制御回路8はその得られた位置検出信号のエッジ間に基づいて他の位置検出信号のタイミングを推定し、またブラシレスモータを同期運転で起動し、しかる後回転子位置検出に基づいた運転に切り替えて所定時間経過するまでは同同期運転時の推測の仕方として電機子巻線の通電切り替えを行う直前の位置検出信号を用い、その所定時間経過後はブラシレスモータの1周期前あるいは1回転前の位置検出信号に基づいて推測された位置検出信号のタイミングを用いてブラシレスモータの各電機子巻線の通電を切り替える。

請求項（抜粋）：

ブラシレスモータを同期運転とし、しかる後同ブラシレスモータの回転子の位置検出に基づいた運転とするブラシレスモータの制御方法において、前記ブラシレスモータを回転制御する際、同ブラシレスモータの複数の電機子巻線の端子電圧に基づいて少なくとも1つの位置検出信号を得る一方、残りの位置検出信号のタイミングを前記得られている位置検出信号のエッジ間の時間および同位置検出信号のタイミングに基づいて推測し、前記ブラシレスモータを同期運転から回転子位置検出による運転に切り替え後所定時間までは前記電機子巻線の通電切り替えを行う直前の位置検出信号をもとにして同ブラシレスモータの複数の電機子巻線の通電を切り替えるタイミングを推測し、前記位置検出に基づいた運転では前記推測された通電切り替えタイミングによって回転しているブラシレスモータの1周期前あるいは1回転前の位置検出に基づいて同ブラシレスの複数の電機子巻線の通電を切り替えるタイミングを推測するようにしたことを特徴とするブラシレスモータの制御方法。