特許
J-GLOBAL ID：200903066358740959
クランク軸半体の加工方法
発明者：
,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
下田 容一郎 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-339975
公開番号（公開出願番号）：特開2003-136378
出願日： 2001年11月05日
公開日（公表日）： 2003年05月14日
要約：
【要約】【課題】 従来、ピン孔13を有するクランク軸半体14を仕上げる場合、ピン孔13は内面研削盤で加工し、軸部57は別の外面研削盤で加工していた。クランク軸半体14を移し変え、その度に心出しを実施するため、段取り工数が嵩むという課題があった。【解決手段】 図(a)はピン孔加工図であり、クランク軸半体14を回転主軸29に心合せし、クランプ手段31,32でクランプした上で、工具26でピン孔13を加工するこのときには、砥石56は待機させておく。(b)は軸部加工図であり、クランク軸半体14はそのままで工具26を待機させる。次に、クランク軸半体14を高速で回転させつつ砥石56を当てることにより、軸部57の加工を実施する。【効果】 クランク軸半体の軸部の加工と、軸心から偏心した位置に設けたピン孔の加工とを、加工装置から外すこと無く、1度のセットのみで実施することができるため、段取り工数を大幅に低減することができる。
請求項（抜粋）：
圧入組立型クランクシャフトの主要部品であるクランク軸半体に軸部加工とピン孔加工とを施すクランク軸半体の加工方法において、クランク軸半体を、回転体に設けた回転主軸に心合せするとともに回転体にクランプするワークセット工程と、回転体を回すことによりクランク軸半体を回し、クランク軸半体の軸部へ進退する工具で前記軸部を加工する軸部加工工程と、前記回転体に組込んであるスピンドル軸回転手段を、回転体内で相対的に旋回動作させることで、前記回転体とともに回るクランク軸半体のピン孔を、スピンドル軸回転手段に取付けた工具で加工するピン孔加工工程と、からなり、前記軸部加工工程、ピン孔加工工程の順若しくは前記ピン孔加工工程、軸部加工工程の順又は前記軸部加工工程、ピン孔加工工程を同時に実施することで、一度セットしたクランク軸半体を取外すこと無く、クランク軸半体に軸部加工とピン孔加工とを施すことを特徴とするクランク軸半体の加工方法。
IPC (4件)：
B24B 5/12
, B24B 5/42
, B24B 41/04
, B24B 47/12
B24B 5/12
, B24B 5/42
, B24B 41/04
, B24B 47/12
3C034AA01
, 3C034AA05
, 3C034BB01
, 3C034BB26
, 3C034BB38
, 3C034BB56
, 3C034BB74
, 3C034CB01
, 3C034CB18
, 3C034DD07
, 3C043AC25
, 3C043CC03
, 3C043DD05
, 3C043DD06
