特許
J-GLOBAL ID:200903066359498493

指用複合知覚センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-225894
公開番号(公開出願番号):特開平5-060631
出願日: 1991年09月05日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】 ロボットの指に必要な圧感と温冷感の両方を実現するための指用複合知覚センサに関するもので、焦電形有機フィルムにより耐久性が高く小型化が容易な複合センサの実現を目的とする。【構成】 焦電形有機フィルム1の感温冷部2は対象物との接触面より凹んだ部分に設定し、接触による圧力を受けないで、対象物体からの赤外放射を非接触で検出する構成にし、温度情報のみを計測できるようにし、信号読み出しは感圧部5の信号により制御し、把持状態の時のみ温冷情報を得るようにして、耐久性が高くかつ小型化が容易な指用複合知覚センサを得る。
請求項(抜粋):
支持基板上の焦電形有機フィルム材料でなる感温冷素子と感圧素子を主要構成とし、該感温冷素子を対象物との接触面より凹んだ部分で、剛性を有する支持基板に、信号取出し電極層をはさんで設定し、対象物に対面する表面には赤外吸収層と共通電極を兼ねた金属薄膜を設定し、感圧素子には熱伝導度の低い有機保護膜を被覆し、両者間には赤外線を反射する金属共通電極層を設置し、支持基板と感圧素子間には信号取出し電極層を設定し、感圧素子からの出力を受けて感温冷素子の出力信号の読み出しを制御する制御部を含んでいることを特徴とする指用複合知覚センサ。
IPC (3件):
G01L 5/00 101 ,  G01J 1/02 ,  G01J 5/12

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