特許
J-GLOBAL ID:200903066360068605

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-146375
公開番号(公開出願番号):特開平8-014169
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 揺動スクロールのスラスト面とフレームのスラスト支持面との間の潤滑油のシール性を向上させて、圧縮機外への潤滑油吐出量が少なく、信頼性の高い圧縮機を提供する。【構成】 揺動スクロール11のスラスト面11d外周端の径方向外側の最大揺動軌跡が、フレーム15のスラスト支持面15b外周端を越えないように構成する。これにより、スラスト面11dが逃げ溝15fにかかることによるスラスト面11dとスラスト支持面15bとの接触幅減少がなくなり、潤滑油のシール性が向上する。
請求項(抜粋):
それぞれ台板の片面に渦巻体が突設されてなり、これらの渦巻体を対向させて互いに組み合わせることにより圧縮室を形成する固定スクロールおよび揺動スクロールと、前記揺動スクロールを収容する揺動スクロール収容穴を有するとともに、前記揺動スクロール台板の渦巻体突設面と反対面の外周部に形成されたスラスト面を摺動自在に支持するスラスト支持面を前記揺動スクロール収容穴の底部に有するフレームと、前記揺動スクロール台板に一端が連結された主軸を介して前記揺動スクロールを揺動運動させる電動機と、前記全ての構成要素を収容するとともに、底部に油溜めを有する密閉容器と、前記油溜め内の潤滑油を少なくとも前記スラスト支持面に供給する給油機構とを備え、前記揺動スクロール収容穴の内周面と前記スラスト支持面との間に逃げ溝が凹設されたスクロール圧縮機において、揺動運動時における前記スラスト面外周端の径方向外側の最大揺動軌跡が、前記スラスト支持面の外周端を越えないように構成したことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/02

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