特許
J-GLOBAL ID:200903066370568053

パケット交換システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-244397
公開番号(公開出願番号):特開2000-059397
出願日: 1998年08月14日
公開日(公表日): 2000年02月25日
要約:
【要約】【課題】 カットスルーの確立、及び解除に関わる処理遅延が少なく、高いパケット交換能力を有するパケット交換システムを提供することにある。【解決手段】 ゲートウェイ装置は受信したパケットをATMセルに変換し、ATMセルのヘッダにはATMルータへの転送用VPI/VCI値またはATMスイッチ内のカットスルー用のVPI/VCI値を設定してATMセルをパケット交換機に転送し、また前記パケットからパケットヘッダのみを取り出しATMセル化し、このATMセルのヘッダにはフロー制御装置への転送用VPI/VCI値を設定してこのATMセルをパケット交換機に転送する。フロー制御装置は受信したATMセルから得られるフローのパケットのパケット数又はパケットの到着頻度が閾値以下から閾値を越えた場合にはゲートウェイ装置にATMルータへの転送用VPI/VCI値をカットスルー用のVPI/VCI値に変更させ、閾値以上から閾値以下になった場合には前記とは逆の変更をさせる。
請求項(抜粋):
ゲートウェイ装置とパケット交換機を接続したパケット交換システムであって、該パケット交換機は、複数の入出力ATM回線を収容したATMスイッチと、該ATMスイッチに接続されたパケット転送及びルーティング制御手段と、該ATMスイッチに接続されたフロー制御手段を有し、前記パケット転送及びルーティング制御手段は、前記ゲートウェイ装置から前記ATMスイッチを介して入力されたパケットに係るATMセルをパケットに復元し、パケットの宛先をルーティングプロトコルに基づき決定し、該パケットをATMセルに変換して該ATMスイッチに出力し、前記フロー制御手段は、前記ゲートウェイ装置から前記ATMスイッチを介してパケットのヘッダ情報のみからなる第2のATMセルを入力し、順次入力される該第2のATMセルから得られるフローの状況に応じて、前記ゲートウェイ装置から出力されるATMセルを転送する前記ATM回線を前記パケット転送及びルーティング制御手段へのATM回線とするか、前記ATMスイッチ内のカットスルー用のATM回線とするかを判断し、該判断の結果をゲートウェイ装置に通知し、該判断の結果、前記ATMスイッチ内のカットスルー用のATM回線とする場合には、前記フローのパケットに対するATM回線指定情報を決定し、該ATM回線指定情報を前記ゲートウェイ装置に通知し、該ゲートウェイ装置は、該通知に基づき、前記フローのパケットを変換したATMセルを、前記パケット転送及びルーティング制御手段へのATM回線、または、前記ATM回線指定情報が指示するATMスイッチ内のカットスルー用のATM回線に転送することを特徴とするパケット交換システム。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 11/20 H ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/20 G

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