特許
J-GLOBAL ID:200903066384620910
流量制御弁及びそれを用いた冷凍サイクル装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-069544
公開番号(公開出願番号):特開平7-280393
出願日: 1994年04月07日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 流体が気液相状態変化しやすい環境下であっても安定した弁開閉特性(ヒステリシス)をもつ流量制御弁を提供する。【構成】 ケースボディ12の内部に第1オリフィス26が形成され、その下流側に中間圧力室30が形成され、その更に下流側にボール14が着座するシート部16が設けられる。ボール弁の開弁時にその上流側圧力PHと下流側圧力PLとの中間圧力PMになる中間圧力室30を設けることで、中間圧力室30の圧力は上流側の圧力PHよりも低下する。このため、冷媒の相状態が上流側と下流側で液相からガス相に変化する場合の閉弁に必要な差圧ΔPの変化を極力小さくすることができる。これにより、弁開閉圧力は冷媒の状態すなわち乾き度の影響を受けにくくなるため、弁の開閉動作が安定する。また冷凍サイクル中を循環する冷媒流れの停止時に発生しやすいウオータハンマ音を効果的に低減できる。
請求項(抜粋):
ケースボディ内部に形成される標準通路の通路開口面積よりも小さい通路開口面積をもつ第1絞り部と、前記ケースボディ内部に形成される標準通路の通路開口面積よりも小さい通路開口面積をもち前記第1絞り部よりも流体の流れに対し下流側に設けられる第2絞り部と、前記ケースボディ内部で前記第1絞り部と前記第2絞り部との間に形成される中間圧力室とを備え、前記第2絞り部は、前記中間圧力室の中間圧力と前記第2絞り部の下流側の圧力との差圧により作動する可変絞りであることを特徴とする流量制御弁。
IPC (2件):
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