特許
J-GLOBAL ID:200903066388260617

周面に凹部を有する工作物を製作する方法およびこの方法を実施するための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-084943
公開番号(公開出願番号):特開平6-055304
出願日: 1993年04月12日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 偏心スピンドルを持たない簡単な工作機械を使用することができる、周面に凹部を有する工作物を製作する方法およびこの方法を実施するための装置を提供することである。【構成】 周面が丸くない形に加工されたほぼ円形の基本形状を有する工作物を製作するための方法において、工具切刃は空間内で円軌道に沿って案内される。少なくとも一つの凹部を形成するために、切刃と工作物との接触は工作物の回転軸線寄りのまたは回転軸線と反対の側の、サイクロイド軌道のはっきりと湾曲した範囲で行われる。
請求項(抜粋):
工作物の周面が丸くない形に加工され、少なくとも一つの切刃を備えた少なくとも1個の工具が軸線回りに回転駆動され、切刃が周期的に、加工すべき工作物の表面の方へ向いた運動成分によって案内され、工作物が切刃の周期的な運動に適合する回転数で工作物中心軸線回りに回転し、切刃が工作物と相対的に、ほぼ閉じたサイクロイド軌跡を描き、接触範囲における工作物回転と切刃の軌跡との重なりが、形成すべき凹部の少なくとも一部と一致している、ほぼ円形の基本形状を有する工作物を製作する方法において、工具切刃が空間内で円軌跡に沿って案内され、少なくとも一つの凹部を形成するために、切刃と工作物との接触が工作物の回転軸線寄りのまたは回転軸線と反対の側の、サイクロイド軌跡のはっきりと湾曲した範囲で行われることを特徴とする方法。

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