特許
J-GLOBAL ID:200903066388456244

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-237876
公開番号(公開出願番号):特開平11-062668
出願日: 1997年08月20日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 オブザーバを使用して推定される気筒別空燃比の精度に影響を与える要因を考慮して気筒別の空燃比制御量の上下限値をより適切に設定し、良好な制御性能を維持できる空燃比制御装置を提供する。【解決手段】 エンジンの回転変動量MEMFが回転変動閾値MFJUDOBS以下のときは、気筒別補正係数KOBSV#Nの上下限値KOBSVLMH,KOBSVLMLで決まる許容範囲が徐々に広がるように制御される(S242、S249、S252)。上限値KOBSVLMHは上限ガード値KOBSLMHD以下となるように、また下限値KOBSVLMLは下限ガード値KOBSLMLD以上となるように制御され(S250、S251、S253、S254)、上限ガード値KOBSLMHD及び下限ガード値KOBSLMLDは、大気圧PAに応じて設定される(図15(b))。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気系に設けられた空燃比検出手段と、前記機関の排気系の挙動を記述するモデルに基づいてその内部状態を観測するオブサーバを設定し、前記空燃比検出手段の出力を入力として各気筒の空燃比を推定する気筒別空燃比推定手段と、該推定した各気筒の空燃比を目標値に収束させるように前記各気筒に供給する混合気の空燃比をフィードバック制御するための気筒別空燃比制御量を算出する気筒別空燃比制御手段とを備える内燃機関の空燃比制御装置において、前記機関の回転変動量及び大気圧の少なくとも一方に応じて上下限値を設定し、前記気筒別空燃比制御量が前記上下限値で決まる許容範囲内に入るように処理するリミット処理手段を備えることを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 41/34
FI (3件):
F02D 41/14 310 L ,  F02D 41/14 310 M ,  F02D 41/34 W

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