特許
J-GLOBAL ID:200903066396324560

燃料改質器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-001800
公開番号(公開出願番号):特開平5-186201
出願日: 1992年01月09日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】仕切円筒に伸縮手段を備えて、改質管内の粒状改質触媒が燃料改質器の起動,停止時の昇温,降温時に圧壊することを防止する。【構成】仕切円筒31を、上部仕切円筒32とその内面に柔軟な充填層36を介して嵌合される下部仕切円筒33で構成する。下部仕切円筒33は、軸方向に形成されたスリット37aとスリット37aを跨いで円筒部を相互に接続するU字状体37bとでなる伸縮手段37と、複数の貫通孔34をその下端部に備え、外筒6の下部内面に装着された複数の支持体35が貫通孔34に貫通し、その径を伸縮可能に支持される。伸縮手段37内の隙間には柔軟な充填材37cが詰められる。燃料改質器の起動時に、内筒5が熱膨張することで内側環状空間8中に充填された改質触媒が下部仕切円筒33を押した際に、U字状体37bが幅方向に広がり、下部仕切円筒33の径が拡大することで、改質触媒に加わる応力を低減する。
請求項(抜粋):
改質触媒が充填されている2重円筒構造の改質管と、この改質管の内側に設置され前記改質管を加熱するための熱媒体を供給するバーナと、この熱媒体の経路を形成し少なくとも前記改質管の下部を包囲するよう構成された炉容器を備え、前記改質管は直立した仕切円筒と、これを挟んでこの仕切円筒の内外に同心円状に配設され上部を前記仕切円筒と接合するリング状の上部板で接続され下部を前記仕切円筒の下端から離してリング状の底板で接続された内筒と外筒で形成されており、炭化水素系の原燃料を改質管に通流し、この原燃料を改質触媒により水蒸気改質して水素に富む改質ガスに改質する燃料改質器において、仕切円筒を上部板の下面に接合された上部仕切円筒と、この上部仕切円筒の内面にその外面が嵌め合わされる下部仕切円筒に分離して構成し、この下部仕切円筒はその周方向に伸縮する伸縮手段を備えたことを特徴とする燃料改質器。
IPC (3件):
C01B 3/38 ,  B01J 8/02 ,  B01J 8/06

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