特許
J-GLOBAL ID:200903066397548046

ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-080006
公開番号(公開出願番号):特開平7-287949
出願日: 1994年04月19日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】ノイズに強い位相サーボパターンの検出で位置検出性能を高める。【構成】ピーク検出手段100によるサーボタイミング読取信号のピーク検出でクロック発生手段102を同期させてセットし、ゼロクロス検出手段102で位相サーボパターンの読取信号のゼロクロスを検出してリセットしてデューティパルスを作成し、デューティパルスの積分で位置信号を作成する。ピーク検出とゼロクロス検出との間にはタイミングずれがあるため、目的シリンダのオントラック状態で50%に調整されるようにデューティ比を測定し、基準クロックとゼロクロス検出パルスのタイミングを遅延調整する。
請求項(抜粋):
複数のシリンダを1単位として各シリンダの円周方向に配置した複数のサーボフレームの各々に、一の位相変化を有するサーボ情報を記録すると共に逆の位相変化を有するサーボ情報を記録したサーボ領域を設け、更に前記サーボ領域の回転方向前方にタイミング情報を記録したトレーニング領域および前記サーボ領域を確定するマーカー情報を記録したマーカー領域を設けたディスク媒体のサーボ面と、前記ディスク媒体の半径方向に移動して前記サーボ面の記録情報を読み出すサーボヘッド手段(18)と、前記サーボヘッド手段(18)による前記サーボフレームの読取信号を検出してリードパルスを出力するリードパルス検出手段(3)と、前記リードパルス検出手段(3)により前記トレーニング領域の読出しで得られたタイミング信号のリードパルスに位相同期した基準クロックを発生するクロック発生手段(102)と、前記クロック発生手段(102)の基準クロックを基準位相として異なる位相をもつ複数のマスタクロックを生成し、前記サーボヘッド手段(18)がオントラックする目標シリンダに対応した位相のマスタクロックを選択して出力するマスタクロック作成手段(110)と、前記マスタクロック作成手段の出力するマスタクロックの基準位相から前記リードパルス検出手段(3)による前記サーボ情報の検出タイミングまでの位相差に対応したデューティ比をもつデューティパルスを発生するデューティパルス作成手段(120)と、前記デューティパルス作成手段(120)からのデューティパルスを積分して前記サーボヘッド手段(18)の位置を示す位置信号を発生する積分手段(124)と、電源投入直後の初期化処理において、特定の目標シリンダに対する前記サーボヘッド手段(18)のオントラック状態で、前記デューティパルスのデューティ比を測定するデューティ測定手段(1)と、前記デューティ測定手段の測定結果に基づいて前記デューティパルスのデューティ比を目的シリンダのオントラック状態で50%に保つ調整状態を作り出すデューティ調整手段(2)と、を設けたことを特徴とするディスク装置。
IPC (2件):
G11B 21/08 ,  G11B 20/12
引用特許:
審査官引用 (2件)

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