特許
J-GLOBAL ID:200903066410867687

表面性状に優れた高強度溶融亜鉛系メッキ鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-273690
公開番号(公開出願番号):特開平10-121139
出願日: 1996年10月16日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】Nb,Ti などの強化元素を添加することなく、引張強度400 〜510 MPa を確保し、且つ表面性状に優れた高強度溶融亜鉛系メッキ鋼板を提供する。【解決手段】重量% で、C:0.08〜0.2%、Si:0.03%以下、Mn:0.4〜1%、S:0.01〜0.04% とを含有した鋼から溶融亜鉛系メッキ鋼板を製造する方法において、連続鋳造により製造された鋼を粗圧延後、仕上げ圧延を施すに際し、鋼板の表面スケール厚に影響する熱延条件(最終スタンドでの圧下率、仕上げ圧延終了温度、仕上げ圧延終了から3 秒間の平均冷却速度、及び巻取温度)の指標値が4.0 以下を満たす条件下で、熱間圧延を行い、巻き取った鋼板を酸洗した後600 °Cを越える温度域に加熱し、溶融亜鉛系メッキを施す。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.08〜0.2%と、Si:0.03%以下と、Mn:0.4〜1%と、S:0.01〜0.04%とを含有し、残部は実質的にFeよりなる組成を有する鋼から溶融亜鉛系メッキ鋼板を製造する方法において、連続鋳造により製造された鋼を粗圧延後、仕上げ圧延を施すに際し、最終スタンドでの圧下率:R%、仕上げ圧延終了温度:FT°C、仕上げ圧延終了から3秒間の平均冷却速度:v°C/sec、及び巻取温度:CT°Cを下記の(1),(2)式を満足する条件で、仕上げ終了温度:FT°Cで最終圧下率:R%の熱間圧延を行う工程と、仕上げ圧延終了から3秒間の平均冷却速度:v°C/secで冷却し、CT°Cで巻き取る工程と、巻き取った鋼板を酸洗した後600°Cを越える温度域に加熱し、溶融亜鉛系メッキを施す工程と、を備えたことを特徴とする表面性状に優れた高強度溶融亜鉛系メッキ鋼板の製造方法。 f(T)={4.57×1011exp(-28456 /(T+273))}0.5 ...(1) 1.4 f(FT+50)×(1-R/100)+30f(CT)+1.7 f(FT-1.5 v) ≦4.0 ...(2)
IPC (6件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/40
FI (6件):
C21D 9/46 J ,  C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/04 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/40

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