特許
J-GLOBAL ID:200903066411682770

鉛直免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-325641
公開番号(公開出願番号):特開平11-159116
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 複数のエアシリンダ装置間の減衰力のバランス調整が簡単に行え且つ構造も簡素なエアシリンダ装置を減衰器として備えた鉛直免震装置を提供する。【解決手段】 免震機構が備える減衰器8は、シリンダ16とピストンロッド18とを有するエアシリンダ装置である。シリンダ16は、上方の可動床部と下方の基台部とのいずれか一方に取り付けられる。ピストンロッド18は、シリンダ16内を摺動するピストン17を一端に有し、可動床部および基台部の他方に他端を取り付けられる。エアシリンダ装置には、減衰力調節機構が設けられている。減衰力調節機構は、シリンダ16に形成された互いに径の異なる複数の通気口19と、開口20を有する遮蔽板部材21とから構成される。開口20は、複数の通気口19のうちの選択された少なくとも一つと整合して該選択された通気口19を通じての空気流を許容し、残りの通気口を閉塞する。
請求項(抜粋):
基台部と、該基台部の上方に配置される可動床部と、前記基台部と前記可動床部との間に介在するように設けられ、鉛直方向の地震動から前記可動床部を免震するための免震機構と、を備えて構成される、二重床構造用の鉛直免震装置において、前記免震機構が、前記基台部と前記可動床部との間に設けられている減衰器を備えており、該減衰器が、前記可動床部および前記基台部のいずれか一方に取り付けられるシリンダと、該シリンダ内を摺動するピストンを一端に有し、前記可動床部および前記基台部の他方に他端を取り付けられるピストンロッドとからなるエアシリンダ装置を備えており、該エアシリンダ装置には、減衰力調節機構が設けられており、該減衰力調節機構が、前記シリンダに形成された互いに径の異なる複数の通気口と、該複数の通気口のうちの選択された少なくとも一つと整合して該選択された通気口を通じての空気流を許容する開口を有し、残りの通気口を閉塞するようになされた遮蔽板部材とから構成されることを特徴とする、鉛直免震装置。
IPC (6件):
E04F 15/18 601 ,  E04H 9/02 ,  F16F 9/02 ,  F16F 9/44 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/067
FI (6件):
E04F 15/18 601 H ,  E04H 9/02 ,  F16F 9/02 ,  F16F 9/44 ,  F16F 15/02 G ,  F16F 15/06 B

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