特許
J-GLOBAL ID:200903066424702060
オフセット多極電極ユニット付き多相電気機械
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-517513
公開番号(公開出願番号):特表平8-508388
出願日: 1994年01月31日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】従来の多相電極機械の導体レーンは、スロットおよび巻線オーバーハングに利用できるスペースが有効に利用されていないか、製作コストが高いものである。利用可能なスペースの有効利用のほかにも、巻線オーバーハングの導体の長さは、高い効率と力率を得るために短く保つべきである。また、導体の種類の数は、製作コストを削減するために最小限にするべきである。この発明によれば、この電気機械は複数の電極ユニットから構成され、それぞれが変位の方向にしたがって極性の変化するいくつかの位相と磁極を持つ。電極ユニットはエアーギャップ内でお互い隣り合せて配置され、回転子の磁極については、相互に磁性ピッチの分割数だけオフセットされている。その曲折する長方形の導体線は、エアーギャップに平行に層の中に伸びている。単層電極ユニットでは、導体の絶縁は端子電圧の単なる分割値で設計され、そしてこのわずかな利益により高い効果の導体比が完成された。この規格化された設計によって、電気機械は、その簡素な設計のためわずかの異なった構造体によって組み立てられ、完全に自動化された大規模の生産を可能にする。
請求項(抜粋):
以下の内容を兼ね備えた多相電機機械複数の多極電極ユニット(3、16、20、37a〜39b)からなる機械で、その各ユニットの位相の数は、機械全体の位相数の分割数である。電機ユニット(37a〜39b)の極(45)は、動作方向に沿って極性の変化が見られる。電極ユニット(3a〜3b)の磁束は、軟性磁気体内を流れる。導体レーン(13、22、61)は、空気ギャップに平行な層(40、41、53)の中に、および動作方向の曲折したパターン内に各電極ユニット(3、37a〜39b)全般にわたって形成される。導体(40、41、66)は電極ユニット内の直交断面である。各電極ユニツト(3、37a〜39b)内の磁性ピッチは一定である。回転子あるいは固定子(6、18、21)の空気ギャップにおける磁性ピッチは機械の全周あるいは全長にわたり一定であるが、ここでこの回転子と固定子は電極ユニット(3、16、20)の向かい側にある。いくつかの固定された電極ユニット(16a〜16d、20a-20d)には、上述の電極ユニットと反対側にある回転子や固定子の極(18、21)に対してお互いに磁性ピッチの分だけずらされている。電極ユニット(30、31、32)はそれぞれ、スロットの深さ方向、スロットの方向、進行方向のいずれかの方向に並べられている。
IPC (2件):
FI (2件):
H02K 19/10 A
, H02K 41/03 A
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