特許
J-GLOBAL ID:200903066425985880
塗布装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-065152
公開番号(公開出願番号):特開平8-229479
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 コーティングヘッドを変えることなく、単一のヘッドによって、高速塗布条件下においても広範囲の塗布厚を設定できる塗布装置を提供する。【構成】 可撓性支持体Wは、フロントリップ面4aからドクターリップ面5aへ引いた接線S1上を走行し、スリット3から塗布液が供給される。フロントリップ4の頂点をA、A点を通る仮想水平線をX1とし、ドクターリップ5の頂点をC、C点を通る仮想水平線をX2とし、前記仮想水平線X1と仮想水平線X2の間隔をLとすると、フロントリップ4を上下方向に移動させ、この間隔Lを0≦L≦R/2(mm)の範囲内で調整することにより、可撓性支持体W上に塗布される塗布液の厚みを制御することができる。ただし、Rはフロントリップ4及びドクターリップ5の曲率半径をRとする。
請求項(抜粋):
可撓性支持体の移動方向に対して上流側に位置し、前記支持体と当接するフロントリップ面を備えたフロントリップと、前記支持体の移動方向に対して下流側に位置すると共に、前記フロントリップと所定隙間のスリットを介して相対向し、かつ前記支持体と当接するドクターリップ面を備えたドクターリップと、前記スリットと連通し、このスリットより、移動する前記支持体面に塗布液を供給するポケットとを有し、前記フロントリップ面と前記ドクターリップ面に沿って連続的に走行する前記支持体の表面に、前記塗布ポケットから前記スリットを介して塗布液を連続的に押し出して塗布液を塗布する塗布装置であって、前記フロントリップ及び前記ドクターリップは、所定隙間のスリット間隔を保ったまま互いに平行に移動できる構造であり、前記フロントリップ面を曲率半径Rとする前記支持体側に突出する円弧面とし、この円弧面上の頂点をA、A点を通る仮想水平線をX1とし、一方、前記ドクターリップ面を曲率半径Rとする前記支持体側に突出する円弧面とし、この円弧面上の頂点をC、C点を通る仮想水平線をX2とし、前記仮想水平線X1と仮想水平線X2の間隔をLとした時、X2はX1と同位置もしくは前記支持体側に位置すると共に、0mm ≦ L ≦ R/2mmとしたことを特徴とする塗布装置。
引用特許: