特許
J-GLOBAL ID:200903066428299805

テレビジョン信号処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-106456
公開番号(公開出願番号):特開平7-322299
出願日: 1994年05月20日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、HDTV/現行TV一体型TVシステムにおいて、HDTVデコード処理にフレーム記憶手段を用いたノイズリデュース処理を施し、且つ上記フレーム記憶手段を現行TV処理の走査変換処理にも使用し、HDTV専用ディスプレイによる表示を可能にしたもので、記憶手段の兼用化により、高画質、且つ低コストを図ることにある。【構成】HDTVデコード処理後段に、フレーム相関を利用してノイズリデュース処理を施す。また現行TV信号処理後段には、アップコンバートを目的とした走査変換処理を施す。この際NR処理に使用する記憶手段の前に入力切り換え手段を設け、走査変換処理のフィールド記憶手段としても、上記記憶手段を使用できる構成とした。【効果】ノイズリデューサによる画質改善と、記憶手段の兼用化により、メモリの大幅な使用削減を図ることができる。
請求項(抜粋):
伝送用の高精細度テレビジョン信号を入力し、時間方向などの処理を行って元の広帯域な表示用高精細度テレビジョン信号に復元するHDTVデコード手段と、前記HDTVデコード手段から出力された映像信号を入力し、約1フレーム分の容量を有する記憶手段を用いて画像のフレーム相関利用のノイズ除去処理を行うノイズ軽減手段と、現行テレビジョン信号を入力し、多重された輝度信号と色差信号を分離してそれぞれ出力する輝度信号/色差信号分離手段と、該輝度信号/色差信号分離手段から出力された現行テレビジョン信号の走査方式を、複数走査線分の記憶手段を用いて高精細度テレビジョンの走査方式へ変換する走査変換手段とを有するテレビジョン信号処理回路において、前記ノイズ軽減手段のための記憶手段と、前記走査変換手段のための記憶手段とを兼用化する構成としたことを特徴とするテレビジョン信号処理回路。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-100495
  • 特開平4-345390

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