特許
J-GLOBAL ID:200903066429762355

AFC回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-229780
公開番号(公開出願番号):特開平7-087145
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】シンボルレートの±1/4まで周波数引き込み範囲を拡大する。【構成】入力変調波が検波器2、3で検波され、シンボルレートの2倍のクロックでA/D変換器6、7でデジタル化され、デジタルLPF8、9を介して、複素乗算器11で再生キャリアと乗算され、演算出力は周波数誤差検出回路33に入力される。この回路33ではシンボルタイミングのサンプル値とシンボル中間タイミングのサンプル値とを用い周波数誤差信号を得、またシンボルタイミングの前後のサンプル値より前記変調波のパターンを検出し、前記周波数誤差信号が有効か否かを判定し第1の有効信号を得、またシンボル中間タイミングのサンプル値の絶対値を検出し、前記周波数誤差信号が有効か否かを判定し第2の有効信号を得る。第1及び第2の有効信号によって有効であると示された場合に前記周波数誤差信号を局部発振手段22、23の制御信号として出力する。
請求項(抜粋):
変調波入力に対して局部発振器からの局部発振周波数信号を乗算することにより検波出力を得る手段と、前記検波出力をシンボルレートの2倍の周波数のクロックでデジタル変換するデジタル変換手段と、前記デジタル変換手段の出力のシンボルタイミングのサンプル値とシンボル中間タイミングのサンプル値とを用いて周波数誤差信号を出力する周波数誤差検出手段と、前記シンボルタイミングの前後のサンプル値より前記変調波入力のパターンを検出し、この検出結果から前記周波数誤差信号が有効であるか否かを判定し、第1の有効信号を出力する第1の有効判定手段と、前記シンボル中間タイミングのサンプル値の絶対値を検出し、この検出結果から前記周波数誤差信号が有効であるか否かを判定し、第2の有効信号を出力する第2の有効判定手段と、前記第1及び第2の有効信号によって有効であると示された場合に前記周波数誤差信号を前記局部発振器の発振周波数制御用の周波数制御信号として出力する有効周波数誤差抽出手段とを具備したことを特徴とするAFC回路。

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