特許
J-GLOBAL ID:200903066431592076

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-227284
公開番号(公開出願番号):特開平7-081535
出願日: 1993年09月13日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキ操作力対応圧をパイロット圧としブレーキ作動圧を制御するブレーキ液圧制御で、後期食いつき感を出し制動フィーリングを向上させる。【構成】 装置は、マスターシリンダ液圧Pmをパイロット圧とする液圧制御弁を備え、液圧制御弁は更に指令電圧Ve(CMD)に基づくソレノイドによる外部制御力の加減によりブレーキ液圧Pwを調圧するよう制御する。指令電圧Ve(CMD)は、マスターシリンダ液圧Pmに対し、1次遅れの比例要素を乗じた増圧側の補償電圧Vekを可変制御量として含んで算出される。制動時、補償電圧Vekは、時定数Tの値により徐々に増え、最終的にKk(比例ゲイン)×Pmで決まる値に落ち着く。よって、ブレーキ液圧Pwは制動中から後期にかけ緩やかに増え、後期食いつき感を出すことが可能である。比例ゲインKkを車速や前後Gで可変すると、走行状態に合わせたきめ細かな制御が実現される。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作力に応じたブレーキ操作力対応圧をパイロット圧とする液圧制御弁によりブレーキ作動圧を作り出し、このブレーキ作動圧を、外部指令制御値に基づく制御力の加減により調圧するよう制御可能なブレーキ液圧制御装置であって、前記指令制御値に、1次遅れの比例要素を乗じた増圧側の補償制御量を適用して前記制御力の補正をする補正手段を備えるとともに、その比例ゲインを車速及び/又は車体前後加速度に応じて可変することを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/32 ,  G05B 11/32

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