特許
J-GLOBAL ID:200903066436376657
アダプティブアレイアンテナ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-142922
公開番号(公開出願番号):特開平9-326630
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 送信パターンと受信パターンを精度よく一致させると共に実時間で最適なパターンを得る。【解決手段】 送受信アンテナ2は送信周波数において最適な性能が得られるように、素子の寸法及び素子の間隔が設定される。受信アンテナ1は素子の寸法及び間隔が送受信アンテナ2の素子の寸法及び間隔のほぼ(fso/fro)(fso及びfroは送信側及び受信側の中心周波数)倍に設定される。つまり両アンテナ1と2は受信波長または送信波長で規準化した寸法、間隔が等しく設定される。送信信号生成回路6は第1適応処理回路3で用いたウエイト(振幅係数Kiと移相量θi,i=1〜n)を用いてn種の送信信号S1〜Snを生成する。
請求項(抜粋):
n(2以上の整数)素子の受信専用アレイアンテナと、n素子の送受信共用アレイアンテナと、前記受信専用アレイアンテナの各素子の受信出力を合成すると共に、その合成信号の放射パターンが最適となるように、各素子の受信出力の振幅及び位相を適応処理(調整)する第1適応処理回路と、前記送受信共用アレイアンテナの各素子の受信出力を合成すると共に、その合成信号の放射パターンが最適となるように各素子の受信出力の振幅及び位相を適応処理(調整)する第2適応処理回路と、前記第1、第2適応処理回路の前記合成信号を入力してダイバシティ合成して受信信号を生成する手段と、前記第1または第2適応処理回路において各素子の受信出力に対して適応処理するのに用いたウエイト(振幅係数と移相量)を参照して、送信原信号の振幅と位相を調整して、n種の送信信号を生成し、前記送受信共用アレイアンテナの各素子にそれぞれ供給する送信信号生成回路とより成るアダプティブアレイアンテナ装置において、前記送受信共用アレイアンテナは、送信周波数において最適な性能が得られるように、素子の寸法及び素子の間隔が設定され、前記受信専用アレイアンテナは、素子の寸法及び素子の間隔がそれぞれ前記送受信共用アレイアンテナの素子の寸法及び素子の間隔のほぼfso/fro(fso及びfroは送信側及び受信側の中心周波数)倍に設定され、前記送信信号生成回路は、前記第1適応処理回路で用いた前記振幅係数と移相量のみを用いて前記n種の送信信号を生成することを特徴とするアダプティブアレイアンテナ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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