特許
J-GLOBAL ID:200903066437958048

油圧作業機の振動抑制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-387066
公開番号(公開出願番号):特開2003-184133
出願日: 2001年12月20日
公開日(公表日): 2003年07月03日
要約:
【要約】【課題】油圧作業機の振動抑制装置において、可動部がどの姿勢であっても油圧作業機の振動を抑えることができるようにする。【解決手段】回転角センサ71,72,73,74の角度信号をコントローラ40に入力し、コントローラ40は、ブーム14、アーム15、バケット16の加減速時に発生する回転モーメントを演算し、かつその回転モーメントにより油圧ショベル1が回転しようとする回転中心に対する油圧ショベル全体の慣性モーメントを演算し、その回転モーメントと油圧ショベル全体の慣性モーメントとから、油圧ショベル全体の回転中心廻りの角加速度が予め設定した許容角加速度を超えるかどうかを判定し、許容角加速度を超える場合はブーム14、アーム15、バケット16に係わる指令信号を補正し、ブーム14、アーム15、バケット16の加減速度を制限する。
請求項(抜粋):
油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油により駆動される少なくとも1つの油圧アクチュエータと、作業機本体に対し前記油圧アクチュエータにより回転駆動される可動部と、前記油圧ポンプと前記油圧アクチュエータとの間に設けられる流量制御弁と、前記流量制御弁を切り換え操作する電磁比例弁と、前記電磁比例弁に指令信号を送るコントローラと、前記コントローラに信号を送る操作レバー装置とを備える油圧作業機の振動抑制装置において、前記可動部の回転角度及び角加速度を検出する検出手段と、前記可動部の回転角度及び角加速度に基づき、前記可動部の加減速時に発生する回転モーメントを演算する第1演算手段と、前記可動部の回転角度及び角加速度に基づき、前記可動部の回転モーメントにより油圧作業機が回転しようとする回転中心に対する油圧作業機全体の慣性モーメントを演算する第2演算手段と、前記可動部の回転モーメントと前記油圧作業機全体の慣性モーメントとから、油圧作業機全体の前記回転中心廻りの角加速度が予め設定した許容角加速度を超えるかどうかを判定し、許容角加速度を超える場合は前記指令信号を補正し前記可動部の加減速度を制限する第3演算手段とを備えることを特徴とする油圧作業機の振動抑制装置。
IPC (3件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/00 ,  F15B 11/04
FI (3件):
E02F 9/22 N ,  F15B 11/00 T ,  F15B 11/04 D
Fターム (24件):
2D003AA01 ,  2D003AB03 ,  2D003BA01 ,  2D003BB13 ,  2D003CA02 ,  2D003DA02 ,  2D003DA03 ,  2D003DA04 ,  2D003DB04 ,  2D003FA02 ,  3H089AA42 ,  3H089AA43 ,  3H089AA67 ,  3H089BB06 ,  3H089BB07 ,  3H089BB15 ,  3H089CC01 ,  3H089CC11 ,  3H089DB12 ,  3H089EE15 ,  3H089EE36 ,  3H089FF03 ,  3H089GG02 ,  3H089JJ02

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