特許
J-GLOBAL ID:200903066442956916

パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-093744
公開番号(公開出願番号):特開平6-278621
出願日: 1993年03月29日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 高圧領域での脈動吸収を可能にするとともに、応答遅れを生じないようにする。【構成】 電動モータ4にて駆動されるプランジャポンプ3を設ける。このプランジャポンプ3から吐出される作動油をパワーシリンダ94に供給する供給路51を設ける。この供給路51の途中にアキュムレータ1を設ける。このアキュムレータ1内に、大きな受圧面積を有する第一ピストン11と小さな受圧面積を有する第二ピストン12とにて形成される二段式の脈動吸収装置を設ける。ステアリング装置91の操舵に基づいて作動するセンタクローズ型のサーボバルブ5と、このサーボバルブ5の作動に応じて作動するパワーシリンダ94を設ける。供給路51とパワーシリンダ94の高圧側シリンダー室との間の差圧を検出する差圧検出手段6を設ける。この差圧検出手段6にて検出された差圧が所定値以下の場合に、電動モータ4を稼働させる制御手段8を設ける。
請求項(抜粋):
電動モータによって駆動される油圧ポンプと、当該油圧ポンプからの圧油(作動油)をパワーシリンダ等からなるパワーアシスト部に導く供給路と、当該供給路の途中にあって上記油圧ポンプからの油圧を蓄圧するアキュムレータと、ステアリング装置の操作に応じて作動するものであって、パワーシリンダの一方の室を上記供給路に連通させるとともに、他方の室をリザーバに連通させるように作動するセンタクローズタイプのサーボバルブと、当該サーボバルブの作動に応じてパワーアシスト作用を行なうパワーシリンダと、当該パワーシリンダの高圧側シリンダ室と上記供給路との間の差圧を検出する差圧検出手段と、当該差圧検出手段にて検出された差圧が所定値以下である場合に、上記油圧ポンプを稼働させるように上記電動モータの駆動を制御する制御手段等からなるパワーステアリング装置において、上記アキュムレータ内に、受圧面積の大きなピストン(第一ピストン)及びこれに対応するスプリングと、受圧面積の小さなピストン(第二ピストン)及びこれに対応するスプリングとからなる二段式の脈動吸収装置を設けたことを特徴とするパワーステアリング装置。

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