特許
J-GLOBAL ID:200903066455887026
スクロール圧縮機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
安富 耕二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-357477
公開番号(公開出願番号):特開平11-190285
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機の運転状態が変化しても離反抗力と圧縮離反力とが等しくなるようにする。【解決手段】 固定スクロール2の背面に凸部9を形成し,固定スクロール2の背面側に凸部9と嵌合する凹部19を持つ背圧部材7及び凸部9と凹部19との環状側面間にシール部材20を設ける。さらに,ラップ6の先端面に開口を有する連通孔18を形成する。そして,圧縮室12の背圧圧縮離反力が室11の離反抗力より小さい場合には,ラップ6が鏡板に当接するように離反抗力で固定スクロール2を付勢して開口を閉塞する。圧縮離反力が離反抗力より大きい場合には,圧縮離反力により固定スクロール2を可動スクロール1から離れるように押して開口の閉塞を解除する。
請求項(抜粋):
鏡板にラップを直立させて形成した可動スクロール及び固定スクロールを,それぞれの前記ラップの先端面が相手の前記鏡板に当接するように噛合わせて圧縮室を形成すると共に,前記可動スクロールが前記固定スクロールに対して公転運動することにより前記圧縮室を中心の方向に移動させ,当該移動に従って容積を減少させて流体を圧縮するスクロール圧縮機において,前記可動スクロールとの距離を調整可能に設けられた前記固定スクロールの背面側に配設された背面部材と,前記固定スクロールと前記背面部材との間に形成された背圧室と,前記背圧室を所定の気密状態にするシール部材と,前記固定スクロールのラップの先端に開口が形成されて,当該開口が閉塞された場合には前記圧縮室と前記背圧室とを不連通状態にし,前記開口の閉塞が解除された場合には前記圧縮室と前記背圧室とを連通状態にする連通孔とを設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311
, F04C 18/02
FI (2件):
F04C 18/02 311 J
, F04C 18/02 311 X
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