特許

J-GLOBAL ID：200903066459152845

電波吸収用塗材

発明者： 大串 義之
出願人/特許権者： 大串 義之
代理人 (1件)： 松尾 憲一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-296051
公開番号（公開出願番号）：特開平5-132379
出願日： 1991年11月12日
公開日（公表日）： 1993年05月28日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、電波障害を防止することができ、建築物の内外装材、高架橋等の土木構造物の内装材等として好適に用いることができる電波吸収用塗材に関する。【構成】 電波吸収用塗材は、酸化珪素、酸化カルシウム、酸化鉄を主成分とした主材に、少なくともアクリル酸エステル共重合体を主成分としてなる複合ポリマーエマルジョンを混和して生成したポリマーセメント中に、さらに、フェライト、金属繊維、又は炭素繊維を混和して製造している。このように、電波吸収用塗材は強力な接着力を有するポリマーセメントからなるので、外壁に強力に接着されて外壁と一体化して剥離することがない。また、十分な耐候性を有するので、長年月にわたって亀裂やひび割れの発生を防止することができる。従って、本発明に係る電波吸収用塗材は、フェライト等によって電波障害を有効に防止することができるのみならず、従来の電波吸収用パネルやボードのような、不十分な接着力やひび割れに起因する剥離事故を確実に防止することができる。

請求項（抜粋）：

酸化珪素、酸化カルシウム、酸化鉄を主成分とした主材に、少なくともアクリル酸エステル共重合体を主成分としてなる複合ポリマーエマルジョンを混和して生成してポリマーセメント中に、さらに、フェライト、金属繊維、又は炭素繊維を混和して生成した電波吸収用塗材。

IPC (6件)：

C04B 41/00 ,  C08K 3/22 ,  C08K 3/36 ,  C08K 7/04 ,  C08L 33/06 LHU ,  H05K 9/00