特許
J-GLOBAL ID:200903066459163880

データ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-158827
公開番号(公開出願番号):特開平7-013772
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 優先レベルを有する割り込み要求に対して、優先レベルの高い割り込み要求は割り込み禁止状態を経ずに直ちに受け付けられるようにする。【構成】 全ての割り込み要求の受け付けに対して禁止/許可を記憶するフラグをPSW116に備え、優先レベルを有する割り込み要求が受け付けられた場合にはフラグを許可状態にし、優先レベルを有していない割り込み要求が受け付けられた場合にはフラグを禁止状態にするように命令実行制御部114 が制御する。【効果】 優先レベルを有する割り込み要求に対しては、割り込み禁止状態を経ることなく、より高い割り込み要求を受け付けることが可能となる。デバッガ用割り込み等のような優先レベルを有していない割り込み要求に対しては、多重割り込み処理を行う必要が無くなる。
請求項(抜粋):
第1の割り込み要因に基づいて発生し、第1の割り込み処理の起動を要求する第1の割り込み要求を通知する第1の割り込み要求手段と、第2の割り込み要因に基づいて発生し、第2の割り込み処理の起動を要求する第2の割り込み要求を通知する第2の割り込み要求手段と、第3の割り込み要因に基づいて発生し、第3の割り込み処理の起動を要求する第3の割り込み要求を通知する第3の割り込み要求手段と、前記第1,第2及び第3の割り込み処理を実行する命令実行手段と、前記第1,第2及び第3の割り込み要求を受け付け、それぞれに対応した割込処理の前記命令実行手段による実行を起動する制御手段と、前記制御手段が割り込み要求を受け付ける許可状態であるかまたは割り込み要求を受け付けない禁止状態であるかの二つの状態を記憶する記憶手段とを備えたデータ処理装置において、前記制御手段は、前記記憶手段が禁止状態を記憶している場合には、前記第1,第2及び第3の割り込み処理のいずれも起動せず、前記記憶手段が許可状態を記憶しており且つ前記第1の割り込み要求が発生している場合には、前記第2の割り込み要求及び第3の割り込み要求の発生の有無に拘わらず前記記憶手段に禁止状態を記憶させると共に、前記第1の割り込み処理を起動し、前記記憶手段が許可状態を記憶しており且つ前記第1の割り込み要求が発生しておらず、前記第2の割り込み要求が発生している場合には、前記第3の割り込み要求の発生の有無に拘わらず前記記憶手段に禁止状態を記憶させると共に、前記第2の割り込み処理を起動し、前記記憶手段が許可状態を記憶しており且つ前記第1の割り込み要求,第2の割り込み要求が共に発生せず、前記第3の割り込み要求が発生している場合には、前記記憶手段に許可状態を記憶させたままとすると共に、前記第3の割り込み処理を起動すべくなしてあることを特徴とするデータ処理装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭57-174745
  • 特開平3-280128
  • 特開平4-036841
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