特許
J-GLOBAL ID:200903066464294771

継目無鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-042403
公開番号(公開出願番号):特開平9-235617
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】機械的性質のばらつきが小さい直接焼入れ焼戻し処理による溶接性に優れた高強度高靭性継目無鋼管の製造方法の提供。【解決手段】(1)重量%で、C:0.02〜0.15%<HAN>、</HAN>Si:0.1〜1.5%<HAN>、</HAN> Mn:0.5〜2%<HAN>、</HAN> solAl:0.001 〜0.5%および任意元素を含む鋼を、熱間で穿孔後、800 〜1050°Cで断面圧縮率40% 以上の仕上げ圧延をし、850 〜1100°Cの加熱炉に管を装入し、3 秒間〜30分間在炉させた後、?@の冷却速度R で直接焼入れし、?Aまたは?Bの焼戻し温度T (°C)で焼戻す継目無鋼管の製造方法。 tを継目無鋼管の肉厚(mm)、R を800 〜500°Cでの平均冷却速度(°C/秒)、T を焼戻し温度(°C)とするとき、R ≧(10<SP>3.1</SP>)/(t<SP>1.4</SP>)<HAN>・・・・</HAN>?@ 0<t<30 の場合 : 500-2.3×t ≦ T ≦ 720-1.1×t <HAN>・・・・</HAN>?A 30 ≦t の場合 : 常温≦ T ≦ 720-1.1×t <HAN>・・・・</HAN>?B
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.02〜0.15%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.5〜2%、solAl:0.001〜0.5%、Cr:0〜1.5%、Mo:0〜1.5%、Ni:0〜2.5%、Ti:0〜0.08%、Nb:0〜0.08%、V:0〜0.3%、Zr:0〜0.08%、Ca:0〜0.01%、Cu:0〜0.8%およびB:0〜0.008%を含み、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、不可避的不純物のうちP:0.05%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下およびO(酸素):0.01%以下である鋼を、熱間で穿孔後、継目無鋼管に加工する熱間圧延において、800〜1050°Cの仕上がり温度にて断面圧縮率40%以上の仕上げ圧延加工を加え、そのまま850〜1100°Cの温度域に保持された加熱炉に継目無鋼管を装入し3秒間〜30分間在炉させた後、下記の?@式に示す800°Cから500°Cまでの平均冷却速度R(°C/秒)にて直接焼入れを行い、さらに鋼管の肉厚に応じて下記の?A式または?B式に示す焼戻し温度T(°C)にて焼戻すことを特徴とする溶接性に優れた高強度高靭性継目無鋼管の製造方法。tを継目無鋼管の肉厚(mm)とするとき、 R≧(10<SP>3.1 </SP>)/(t<SP>1.4 </SP>)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?@Tを焼戻し温度(°C)とするとき、肉厚t(mm)が、0<t<30 の場合: 500-2.3×t ≦ T ≦ 720-1.1×t・・・?A30≦t の場合 :常温 ≦ T ≦ 720-1.1×t・・・?B
IPC (4件):
C21D 8/10 ,  C21D 9/08 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/58
FI (4件):
C21D 8/10 A ,  C21D 9/08 E ,  C22C 38/00 301 F ,  C22C 38/58

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