特許
J-GLOBAL ID:200903066477450772

振動ドリル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-211552
公開番号(公開出願番号):特開平10-058217
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 確実に工具部の軸方向への振動状態や振動の停止状態を維持することができことができる振動ドリルの提供。【解決手段】 モータ10の駆動を受けてスピンドル2は回転し、チャック14に取り付けられた工具部を回転させる。工具部を対象物に押し付けた場合、スピンドル2は矢印91方向に移動し、固定カム7に振動カム8が接触して軸方向への振動が発生する。クラッチハンドル3を回転操作し、振動ドリルモードからドリルモードに切り換えた場合、ストッパー21、22が矢印92方向に回動して閉じる(図1B)。これによって、スピンドル2に固定されたベアリング4の矢印91方向への移動が阻止され、工具部に振動が発生しないようになる。
請求項(抜粋):
駆動部、駆動部の駆動に基づいて振動を発生させる振動発生部、駆動部の駆動を工具部に伝達する伝達軸であって、軸方向に移動することによって振動位置または非振動位置に切り換わる伝達軸、回転操作されることによって振動設定位置または非振動設定位置に切り換えられる操作部、操作部が振動設定位置に位置するとき非係止位置に切り換わり、操作部が非振動設定位置に位置するとき係止位置に切り換わる係止部材であって、係止部材軸を中心に回動して非係止位置または係止位置に切り換わる係止部材、を備えており、前記伝達軸は、振動位置に位置するとき、振動発生部からの振動を受けることによって少なくとも軸方向に振動し、非振動位置に位置するとき、振動発生部からの振動を受けず、前記係止部材は、係止位置に位置するとき、伝達軸の係止対象部に係止することによって伝達軸の非振動位置を維持し、非係止位置に位置することき、伝達軸の係止対象部との係止が解除されることによって伝達軸を非振動位置から振動位置に切り換え可能とする、ことを特徴とする振動ドリル。

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