特許
J-GLOBAL ID:200903066479764138

真空脱ガス槽の地金付着防止ならびに除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中路 武雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-337700
公開番号(公開出願番号):特開平5-186819
出願日: 1991年11月27日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 真空脱ガス槽による2次精錬に際し、従来の如き槽壁に付着する地金除去のため真空脱ガス槽の稼働率を低下させ、もしくは槽内の耐火物を損傷させることを防止できる真空脱ガス槽の地金付着防止ならびに除去方法を提供する。【構成】 取鍋に未脱酸もしくは弱脱酸の溶鋼を受鋼し真空脱ガス処理中に、真空脱ガス槽内にて発生するCOガスを上吹き酸素にて2次燃焼させ、この2次燃焼によって発生する熱量により槽内に地金の付着を防止し、併せて付着した地金を溶解除去する。【効果】 本発明は従来の酸素により地金を直接酸化する方法に比して、装置の稼働率の低下や、酸化生成物による耐火物の溶損をもたらすことなく、生産性を向上し真空脱ガス槽耐火物の寿命を延長することができた。
請求項(抜粋):
上部に酸素上吹き装置を有して成る真空脱ガス槽の地金付着防止ならびに除去方法において、取鍋に未脱酸もしくは弱脱酸の溶鋼を受鋼し真空脱ガス処理中に、前記真空脱ガス槽内にて発生するCOガスを上吹き酸素にて2次燃焼させ、該2次燃焼によって発生する熱量により槽内における地金の付着を防止し、同時に付着した地金を溶解除去することを特徴とする真空脱ガス槽の地金付着防止ならびに除去方法。

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