特許
J-GLOBAL ID:200903066484187351

窒素酸化物の測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-025576
公開番号(公開出願番号):特開平9-288086
出願日: 1997年02月07日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】被測定ガス中のNOx濃度を、酸素あるいはCO2 、H2 O等の影響を受けることなく、広い温度範囲において、長期間安定に測定可能にする。【解決手段】被測定ガス中のNOx濃度を知るために、第1の拡散律速部58を通じて被測定ガスが導かれる第1室54と、その雰囲気が第2の拡散律速部60を通じて導かれる第2室56と、第1室54内の酸素分圧を制御する主ポンプセル68と、第2室56内の酸素を汲み出す測定用ポンプセル84と、測定用ポンプセル84の作動により流れるポンプ電流Ip2を検出する電流検出手段(電流計88を含む)を設けて構成する。そして、第1室54内に露呈する内側ポンプ電極64及び測定電極72を、0.01%以上、1%未満のAuと、残部が主として白金族元素からなる合金を含めたサーメット電極にて構成する。
請求項(抜粋):
一方が、外部空間からの被測定ガスの導入側に配設された一対のポンプ電極を有し、かつ、前記外部空間から導入された被測定ガスに含まれる酸素を、前記一対のポンプ電極間に印加される制御電圧に基づいてポンピング処理して、処理雰囲気中の酸素分圧をNOが分解され得ない所定の値に制御する主ポンプ手段と、一方が、前記主ポンプ手段にてポンピング処理された後の被測定ガスの導入側に設けられた一対の検出電極を有し、かつ、前記主ポンプ手段にてポンピング処理された後の被測定ガスに含まれる酸素を、前記一対の検出電極間に印加される測定用電圧に基づいてポンピング処理する測定用ポンプ手段と、前記測定用ポンプ手段によりポンピング処理される前記酸素の量に応じて生じるポンプ電流を検出する電流検出手段とを具備し、前記外部空間から導入された被測定ガスの処理空間に露呈する少なくとも一つの電極が、0.01%以上、1%未満のAuと、残部が主として白金族元素からなる合金を含むことを特徴とする窒素酸化物の測定装置。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/419
FI (5件):
G01N 27/46 331 ,  G01N 27/46 327 H ,  G01N 27/46 327 N ,  G01N 27/46 327 E ,  G01N 27/46 376

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