特許
J-GLOBAL ID:200903066490003041

多段断熱反応器の最適化制御方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-224813
公開番号(公開出願番号):特開平7-084606
出願日: 1993年09月09日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】触媒の劣化を短時間で計算し、オンラインで内部モデルを簡単に修正できる多段断熱反応器の最適化制御方法及びその装置を提供する。【構成】第1のニューラルネットワーク10は現時刻における各反応器での触媒活性と入口温度と入口組成とを教師データを用いて学習することにより現時刻における出口組成を推定する。第2のニューラルネットワーク20は入口温度と入口組成と第1のニューラルネットワーク10で得た出口組成とを教師データを用いて学習することにより現時刻から所定時間が経過した後の出口組成を推定する。触媒活性推定モデル部30は前記触媒活性と入口組成と第1及び第2のニューラルネットワーク10,20の夫々で得た出口組成とに基づき前記所定時間が経過した後の触媒活性を推定する。
請求項(抜粋):
原料を含む入口組成物を各加熱炉で加熱し加熱された入口組成物を各反応器内の触媒により反応させ目的生成物の収量を所望量に制御する多段断熱反応器の最適化制御方法であって、各反応器での触媒活性をモデル化する反応器モデル手順を含み、前記反応器モデル手順は、現時刻における各反応器での触媒活性と入口温度と入口組成とを予め定めた教師データを用いて学習することにより現時刻における出口組成を推定する第1のニューラルネットワーク手順と、前記入口温度と入口組成と第1のニューラルネットワーク手順で得た出口組成とを予め定めた教師データを用いて学習することにより現時刻から所定時間が経過した後の出口組成を推定する第2のニューラルネットワーク手順と、前記触媒活性と入口組成と第1及び第2のニューラルネットワーク手順の夫々で得た出口組成とに基づき前記所定時間が経過した後の触媒活性を推定する触媒活性推定モデル手順とを含む多段断熱反応器の最適化制御方法。
IPC (3件):
G05B 13/02 ,  C10G 49/26 ,  G05B 13/04

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