特許
J-GLOBAL ID:200903066494429345

ポリオレフィン系樹脂製品のめっき方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-229586
公開番号(公開出願番号):特開平8-092752
出願日: 1994年09月26日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】表面極性の小さいポリオレフィンを主材とした基材に対し、比較的簡素な装置でもって連続的に、かつ、確実にめっき層を形成する。【構成】ブロー成形法によりパイプ本体を成形し、次のプラコン工程、エッチング工程にて脱脂及びエッチングを施す。パイプ本体を中和工程に供した後、表面改質装置を用いて、パイプ本体の表面をオゾン水溶液にて酸化改質する。表面改質されたパイプ本体を、カチオン系界面活性剤含有溶液を用いた特殊中和工程へと供する。次にパイプ本体をキャタリスト工程及びアクセレータ工程よりなる触媒付与工程に供し、ここで触媒の吸着が促進される。さらに、無電解めっき工程及び電気めっき工程に供し、これら一連の工程を経ることにより、めっき層の形成されてなるフューエルフィラーパイプが得られる。表面改質は、オゾン水溶液を接触させることにより行われるため、比較的簡素な装置でもって、一連のめっき工程の中で連続的に実行される。
請求項(抜粋):
ポリオレフィンを主材として樹脂製品の概略形状を成形し、基材を得る工程と、前記基材の表面をエッチングするエッチング工程と、エッチング工程を経た前記基材の表面を中和する中和工程と、中和工程を経た前記基材をオゾン水溶液に接触せしめ、前記基材表面を酸化する表面改質工程と、表面改質工程を経た前記基材を、カチオン系界面活性剤を主成分として含有する特殊中和溶液にて処理する特殊中和工程と、特殊中和工程を経た前記基材の表面に触媒を付与する触媒付与工程と、触媒付与工程を経た前記基材を無電解めっき溶液に接触させることにより、前記基材の表面に無電解めっき層を形成する無電解めっき工程とを備えたことを特徴とするポリオレフィン系樹脂製品のめっき方法。
IPC (2件):
C23C 18/28 ,  C25D 5/56

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