特許
J-GLOBAL ID:200903066494654950

ポリ塩化ビフェニルに汚染された変圧器の無害化方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-007756
公開番号(公開出願番号):特開2005-203534
出願日: 2004年01月15日
公開日(公表日): 2005年07月28日
要約:
【課題】0.5超〜10mg/kg以下のPCBを含有する電気絶縁油を使用した変圧器を、組立て状態でPCBを除去し、変圧器を継続使用、又は安全に廃棄が可能なようにする。【解決手段】当該変圧器の低濃度PCBを、抜取り後さらに自然滴下あるいは真空引き、加熱等又は組み合わせによる方法で回収し、残留するPCB量を残留許容量以下まで除去し、PCBを含まない電気絶縁油を注入する。その後電気機器を使用または放置し、変圧器内部に残留するPCBが分配平衡しても、電気絶縁油中のPCB濃度は0.5mg/kg以下とすることができる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
0.5超〜10mg/kg以下のポリ塩化ビフェニルを含有する電気絶縁油を使用した変圧器において、該変圧器から電気絶縁油を抜き取り、変圧器に付着、及び変圧器の構成部材等に捕捉された電気絶縁油を変圧器内に自然滴下させて更に抜き取り、前記電気絶縁油中のポリ塩化ビフェニルの濃度をAmg/kg、変圧器に捕捉されたまま残留する電気絶縁油量を変圧器の全油量に対しB%としたときに、A×B/100≦0.5mg/kgとなるまで、電気絶縁油の抜き取り時間も含めて自然滴下を継続し、変圧器の底部に溜まる前記のポリ塩化ビフェニルを含有する電気絶縁油を回収し、ポリ塩化ビフェニルを含まない絶縁油を注入し、実系統で使用、または使用しないで放置し、変圧器中のポリ塩化ビフェニル濃度を無害と判定できる0.5mg/kg以下まで減ぜしめ、変圧器を無害化する方法。
IPC (3件):
H01F41/00 ,  B09B3/00 ,  B09B5/00
FI (3件):
H01F41/00 Z ,  B09B5/00 Z ,  B09B3/00 303Z
Fターム (8件):
4D004AA21 ,  4D004AB06 ,  4D004AC07 ,  4D004CA12 ,  4D004CA22 ,  4D004CA50 ,  4D004DA03 ,  4D004DA10

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