特許
J-GLOBAL ID:200903066500534350

自動車シートの調整スライド機構および調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-015792
公開番号(公開出願番号):特開平10-203212
出願日: 1998年01月28日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 自動車シートの長手方向位置を調整するスライド機構、およびそのスライド機構を使用した位置調整装置において、必要部品数を減少し、また迅速に据え付けできるように改良することを目的とする。【解決手段】 このスライド機構は雄部分3上を長手方向に滑動するU字形の雌部分5、また雌部分を雄部分に固定するロック部材9およびロック部材解除制御装置7を含んで構成される。ロック部材は取付け突起91、弾性可撓部分92および可動部分93を含み、可動部分は雌部分5に形成された窓16に入り込むロッキング突起10を含む。ロッキング突起は雄部分に形成されたノッチ37,37’と組合わされるロッキング手段17,17’を含み、ロック部材解除制御装置7は可動部分を移動させてロッキング手段をノッチから自由解放させるようになされている。窓16は雌部分の上面55に形成され、ノッチは雄部分の少なくとも一つのフランジ31,31’の上縁に形成され、ロッキング解除制御装置は可撓部分を弾性的に撓ませて可動部分を上方へ移動させるように構成されている。
請求項(抜粋):
二つのフランジ(51,51’)を有すると共に雄部分(3)に対して長手方向に滑動するU字形の雌部分(5)を含み、また雌部分(5)を雄部分(3)に固定するロック部材(9)およびロック部材解除制御装置(7)を含んで構成され、前記ロック部材は垂直平方に移動可能な可動部分(93)を含み、前記可動部分は雌部分(5)に形成された窓(16)に入り込むロッキング突起(10)を含み、前記ロッキング突起は雄部分に形成されたノッチ(37,37’)と組合わされるロッキング手段(17,17’)を雌部分の内側に位置される端部に含み、また前記部分の外側に位置されるロック部材解除制御装置(7)は前記可動部分(93)を移動させて前記ロッキング手段(17,17’)を前記ノッチ(37,37’)から自由解放させるように構成されている自動車シートの調整スライド機構であって、ロック部材(9)は雌部分(5)に取付けられた取付け突起(91)と、可撓部分(92)と、前記可動部分(93)とを連続して含んでおり、前記窓(16)は雌部分の上面(55)に形成され、前記ノッチ(37,37’)は雄部分の少なくとも一つのフランジ(31,31’)の上縁に形成され、ロッキング解除制御装置(7)は可撓部分(92)を弾性的に撓ませて前記可動部分を上方へ移動させるように構成されていることを特徴とする調整スライド機構。

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