特許
J-GLOBAL ID:200903066505327779

燃料噴射ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-167620
公開番号(公開出願番号):特開平9-014091
出願日: 1995年07月03日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【課題】噴射を終了したときに燃料の漏洩を防止するとともに、噴孔流量のばらつきを抑止し、かつ噴孔流量を増加できる燃料噴射ノズルを提供する。【解決手段】ノズルボディ10の内部に弁座17と、この弁座17に開口された燃料噴射孔19および上記弁座17に連通してサックホール18を形成し、上記ノズルボディ10に収容されたニードル20に、上記弁座17に着座して上記燃料噴射孔19を閉止するシート部22およびこのシート部の先端に上記サックホールに摺動自在に嵌合される摺動ピン23を形成した。上記構成であれば、シート部が弁座から離れると燃料が燃料噴射孔を通じて噴射される。この場合、摺動ピンでせき止められているサックホールに燃料が流れ込むのが抑制され、燃料噴射孔の入口部で燃料の流速が低下し、静圧が増加する。ゆえに燃料噴射孔内の燃料の流速が増加し、噴孔流量が増加する。
請求項(抜粋):
内部にテーパ形状の弁座が形成されるとともにこの弁座に燃料噴射孔が開設され、かつ上記弁座に連設して先端が閉塞されたサックホールが形成されたノズルボディと;上記ノズルボディに摺動自在に収容され、上記弁座に接離自在に着座して上記燃料噴射孔を開閉可能に閉止するテーパ形のシート部およびこのシート部の先端に形成され上記サックホールに摺動自在に嵌合される摺動ピンを有し、最大リフトした場合にもこの摺動ピンが上記サックホールに嵌合されるニードルと;を具備したことを特徴とする燃料噴射ノズル。
IPC (2件):
F02M 61/18 350 ,  F02M 61/06
FI (2件):
F02M 61/18 350 C ,  F02M 61/06 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-017363

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