特許
J-GLOBAL ID:200903066507345200

液面検出機能を備えた分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-307508
公開番号(公開出願番号):特開平10-206432
出願日: 1997年11月10日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】ピペッテイングプロ-ブを用いて液体の液面を検出する際に、大気の湿度が低くても液面の誤検出を低減できるようにする。【解決手段】液面検出回路8は基板にパタ-ン印刷されている。その液面検出回路8は一対の放電素子11a、11bおよび静電容量変化の検出回路16を有する。一方の放電素子11aは電気的に接地されており、他方の放電素子11bはピペッテイングプロ-ブ6および静電容量変化の検出回路16に接続されている。液面を検出されるべき液体を収容している容器3に向けてピペッテイングプロ-ブ6を降下することに伴って、容器3の表面に帯電された静電気の如き外来ノイズ信号がピペッテイングプロ-ブ6を通して取り込まれたときは、一対の放電素子11a、11bを介してア-スに放電され、静電容量変化の検出回路16へのノイズ信号の伝達が抑制される。他方の放電素子11bと静電容量の変化の検出回路16との間に実装されたインダクタンス12は、ノイズ信号の放電を助長する。
請求項(抜粋):
ピペッテイングプロ-ブを用いて一方の容器から他方の容器へ液体を分注する装置を備えており、前記ピペッテイングプロ-ブは前記一方の容器内の液体の液面を検出するため電極として働き、前記他方の容器中の内容物は測定手段によって測定される分析装置において、前記一方の容器を保持する手段と、前記ピペッテイングプロ-ブと前記保持手段との間における静電容量の変化を検出する検出回路と、互いに対向するように配置された一対の放電素子と、前記ピペッテイングプロ-ブを前記対の放電素子の内の一方の放電素子を介して前記静電容量変化の検出回路に電気的に接続する手段とを備え、前記保持手段および前記対の放電素子の内の他方の放電素子はそれぞれ電気的に接地されていることを特徴とする液面検出機能を備えた分析装置。
IPC (2件):
G01N 35/10 ,  G01F 23/26
FI (2件):
G01N 35/06 C ,  G01F 23/26 A

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