特許
J-GLOBAL ID:200903066511034317

転動疲労寿命に優れた鋼製部品とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-133501
公開番号(公開出願番号):特開平8-003720
出願日: 1994年06月16日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】残留オーステナイトの活用により、転動疲労での平均寿命はもちろん、10%破壊寿命も同時に向上させることができる、転動疲労寿命に優れた鋼製部品。【構成】母材鋼が重量%で、C:0.05〜0.4、Si:0.05〜1.5、Mn:0.3〜2、Cr:0.1〜2、sol.Al:0.01〜0.05、N:0.0050〜0.0200、Ni:0〜2.5、Mo:0〜1.5を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、不純物としてのO(酸素)は0.003以下の鋼であり、浸炭処理後の表面部の浸炭層の炭素濃度分布の最大値が1.0〜2、浸炭層の旧オーステナイト粒の平均粒径が10μm以下、残留オーステナイト量が面積率で20%以上、さらに直径1μm以下の析出セメンタイト粒が体積比で3%以上10%未満である、転動疲労寿命に優れた鋼製部品。
請求項(抜粋):
母材鋼が重量%で、C:0.05〜0.4 %、Si:0.05〜1.5 %、Mn:0.3 〜2 %、Cr: 0.1〜2%、sol.Al:0.01〜0.05%、N:0.0050〜0.0200%、Ni:0〜2.5%およびMo:0〜1.5 %を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、不純物としてのO(酸素)は0.003 %以下の鋼であり、浸炭処理後の表面部の浸炭層の炭素濃度分布の最大値が1.0 〜2%、浸炭層の旧オーステナイト粒の平均粒径が10μm 以下、残留オーステナイト量が面積率で20%以上、さらに直径1μm以下の析出セメンタイト粒が体積比で3%以上10%未満であることを特徴とする転動疲労寿命に優れた鋼製部品。
IPC (6件):
C23C 8/22 ,  C21D 1/06 ,  C21D 9/32 ,  C21D 9/40 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/44

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