特許
J-GLOBAL ID:200903066511302672

ヘリカル走査型の記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-034401
公開番号(公開出願番号):特開平7-244900
出願日: 1994年03月04日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】伝送路を介して供給される時間軸圧縮されたディジタル情報信号の記録再生において、大規模なバッファメモリを必要とせず時間軸を所望の状態に伸長して連続的に再生することができるヘリカル走査型の記録再生装置を実現する。【構成】上記の目的を達成するために、本発明はヘリカル走査型の記録再生装置において、記録ディジタル情報信号の時間軸圧縮率に対応したテープ走行速度で再生する手段と、磁気テープからディジタル情報信号を再生する手段と、再生されたディジタル情報信号を一時的に記憶するメモリ手段と、メモリ手段に記憶された再生ディジタル信号を所定の伝送レートで読み出す手段と、メモリ手段に記憶された再生ディジタル情報信号のデータ量を検出する手段と、データ量検出手段の検出情報を用いて再生テープ走行速度を補正する手段とを備えた。
請求項(抜粋):
伝送路を介して供給される時間軸圧縮されたディジタル情報信号を記録し、記録時と異なるテープ走行速度で再生することにより再生時におけるディジタル情報信号の伝送レートを記録時と異なるようにしたヘリカル走査型の記録再生装置において、記録系に、伝送路を介して供給される入力ディジタル信号を所定の単位ごとに第1のエラー検出訂正符号を付加する第1のエラー検出訂正符号付加手段と、上記エラー検出訂正符号を付加されたディジタル信号を所定のブロックに分割しアドレス信号を付加するアドレス信号付加手段と、アドレス信号を付加されたディジタル信号に第2のエラー検出訂正符号を付加する第2のエラー検出訂正符号付加手段と、記録ディジタル信号を所定の信号形態に変換する変調手段と、上記変調されたディジタル信号を磁気テープに記録する記録手段と、磁気テープを第1の速度で走行させるテープ走行手段とを備え、再生系に、磁気テープを入力ディジタル信号の時間軸圧縮率に応じた第2の速度で走行させるテープ走行手段と、磁気テープから再生信号を検出する再生信号検出手段と、変調されている再生信号を元のディジタル信号形態に戻す復調手段と、第2のエラー検出訂正符号により正しい再生ディジタル信号を抽出するエラー検出手段と、アドレス信号を検出するアドレス検出手段と、上記正しい再生ディジタル信号をアドレス信号に応じてメモリ上の所定の領域に書き込むメモリ手段と、上記再生ディジタル信号が記録されていたトラックに対し1トラック隔てた後行トラックからの再生ディジタル信号を検出する信号検出手段と、上記メモリ手段に書き込まれた所定の単位ごとの再生ディジタル信号を第1のエラー検出訂正符号を用いてエラー訂正するエラー訂正手段と、エラー訂正を施した再生ディジタル信号を所定の伝送レートで読み出す時間軸伸長手段とを備え、上記信号検出手段の検出信号にしたがって、上記メモリ手段への同一トラックから再生されるディジタル信号の更新を停止すると共に、上記エラー訂正手段における所定の単位ごとの再生ディジタル信号のエラー訂正処理を開始するようにしたことを特徴とするヘリカル走査型の記録再生装置。

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