特許
J-GLOBAL ID:200903066533489059

スペクトル拡散通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-132886
公開番号(公開出願番号):特開平9-298490
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【目的】 1ユーザに対するPN符号系列数を増加させず、回路規模を拡大することなく、高速化を実現し得るスペクトル拡散通信方式を提供する。【構成】 送信すべきデジタルデータ列を4ビットずつのフレームに分割し、各フレームの4ビットデータを所定の順序で第1成分、第2成分、第3成分、第4成分に振り分け、第1、第2成分による第1複素数を構成し、第3、第4成分の値に応じてPN符号としての第2複素数を設定し、これら複素数の積によってスペクトル拡散し、受信側において各PN符号による逆拡散を行う4種のマッチドフィルタを設け、マッチドフィルタの出力の組合わせに応じて第1〜第4成分を再現するスペクトル拡散通信方式。
請求項(抜粋):
送信すべきデジタルデータ列を4ビットずつのフレームに分割し、各フレームの4ビットデータを所定の順序で第1成分、第2成分、第3成分、第4成分に振り分け、第1成分および第2成分によって第1複素信号を構成し、あらかじめ第1、第2のPN符号系列を定義しておき、前記第3、第4成分の値に応じてこれらPN符号系列の一方または両方による第2複素信号を構成し、第1、第2複素信号の積によってスペクトル拡散し、前記積の実部、虚部によって直交変調し、受信側においては変調信号を直交検波したときの同相成分および直交成分を、第1、第2のPN符号系列によって逆拡散する計4個のマッチドフィルタを設け、各マッチドフィルタの出力の組合わせに基づいて、前記第1〜第4成分を再現することを特徴とするスペクトル拡散通信方式。

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