特許
J-GLOBAL ID:200903066542267654

α-L-アラビノフラノシダーゼおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-280777
公開番号(公開出願番号):特開2000-106872
出願日: 1998年10月02日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 グルコース耐性及びエタノール耐性を備えたα-L-アラビノフラノシダーゼペクチナーゼとその製造方法の提供。【解決手段】 ピシア属微生物由来の、以下の理化学的性質を有するα-L-アラビノフラノシダーゼ:(1)作用:p-ニトロフェニル-α-L-アラビノフラノシドを基質として、p-ニトロフェノールを遊離。(2)至適pH:6.0〜7.0付近。(3)pH安定性:30°C、30分間保持で、pH6.0〜8.0で安定した酵素活性。(4)至適温度:約50°C。(5)熱安定性:pH6.5、30分間で、30°Cまで安定した酵素活性、それを超えると次第に失活。(6)阻害剤:塩化第二水銀等により阻害、エチレンジアミン四酢酸等では殆ど阻害なし。(7)分子量:約72,000ダルトン(SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法)。(8)等電点:pI5.1。
請求項(抜粋):
下記の性質を有するα-L-アラビノフラノシダーゼ。(1)作用:p-ニトロフェニル-α-L-アラビノフラノシドを基質として作用させた場合、p-ニトロフェノールを遊離する。(2)至適pH:p-ニトロフェニル-α-L-アラビノフラノシドを基質として反応させ、遊離するp-ニトロフェノールの量を405nmの吸光度により測定する方法での反応至適pHは6.0〜7.0付近にある。(3)pH安定性:30°Cにて30分間保持した場合、pH6.0〜8.0で安定した酵素活性を示す。(4)至適温度:p-ニトロフェニル-α-L-アラビノフラノシドを基質として反応させ、遊離するp-ニトロフェノールの量を405nmの吸光度により測定する方法での反応至適温度は約50°Cである。(5)熱安定性:pH6.5にて30分間保持したとき、30°Cまで安定した酵素活性を示し、それを超えると次第に失活する。(6)阻害剤:p-クロロ安息香酸水銀、塩化第二水銀、塩化第二銅により阻害を受け、エチレンジアミン四酢酸、メルカプトエタノールでは殆ど阻害されない。(7)分子量:SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により測定した分子量は約72,000ダルトンである。(8)等電点:pI5.1である。(9)グルコース耐性:500mMグルコース中において63%の相対活性を示す。(10)エタノール耐性:10容量%エタノール中において117%の相対活性を示す。
IPC (3件):
C12N 9/24 ,  C12N 1/16 ,  C12R 1:84
FI (2件):
C12N 9/24 ,  C12N 1/16 G
Fターム (25件):
4B050CC01 ,  4B050DD04 ,  4B050FF03E ,  4B050FF04E ,  4B050FF05E ,  4B050FF09E ,  4B050FF10E ,  4B050FF14E ,  4B065AC12 ,  4B065AC14 ,  4B065AC16 ,  4B065BA23 ,  4B065BB01 ,  4B065BB15 ,  4B065BC01 ,  4B065BC02 ,  4B065BC03 ,  4B065BC09 ,  4B065BC26 ,  4B065BD14 ,  4B065BD15 ,  4B065BD17 ,  4B065CA31 ,  4B065CA41 ,  4B065CA42

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