特許
J-GLOBAL ID:200903066544412449

多重無線変復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 昂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-063965
公開番号(公開出願番号):特開平5-268188
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】本発明は全体を小型化にすることができる多重無線変復調装置を提供することを目的とする。【構成】V偏波側と直交関係にあるH偏波側との各シングルキャリアを、変調して複数分割された各周波数f1 ,f2 ,f3 のキャリアを合成した後、無線周波数に変換して送信し、この送信されたV偏波側及びH偏波側の各無線信号が相互に及ぼす影響を補償しながら復調する交差偏波間干渉補償処理を行う多重無線変復調装置において、各キャリア周波数の最大公約数の周波数の信号を発振器から出力し、この発振周波数を一方は直接逓倍し、他方はPLL回路を介して逓倍することにより得られるV偏波側とH偏波側とで同期の取られた周波数f1 ,f2,f3 の信号で各シングルキャリアを変調するように構成する。
請求項(抜粋):
V偏波側の第1シングルキャリア(S) とV偏波側と直交関係にあり且つ同周波数(f0)のH偏波側の第2シングルキャリア(S′) とを各々変調して複数分割するV偏波側の複数の変調器及びH偏波側の複数の変調器と、複数の変調器から出力される各々の周波数(f1 ,f2,f3) が逓倍関係に有る複数分割された各キャリアをV偏波側及びH偏波側毎に合成した後、無線周波数(fRF) に変換して送信するV偏波側及びH偏波側の各送信機とを有した変調装置と、該変調装置から送信されてきたV偏波側及びH偏波側の各無線信号が相互に及ぼす影響を補償しながら復調する交差偏波間干渉補償処理を行う復調装置とから構成され、該変調装置におけるV偏波側及びH偏波側の複数の変調器間で信号同期を取ると共にV偏波側及びH偏波側の送信機間で信号同期を取るように成されている多重無線変復調装置において、前記各キャリア周波数(f1 ,f2,f3) の最大公約数の周波数(fM1) の信号を出力する発振器(71)と、該発振器(71)から出力される信号の周波数(fM1) を逓倍して各キャリア周波数と同周波数(f1 ,f2,f3) の信号を出力し、この出力された周波数(f1 ,f2,f3) の信号を、V偏波側の複数の変調器(73,74,75)へ出力する第1逓倍回路(72)と、該発振器(71)から出力される信号の周波数(fM1) をロックして出力するPLL回路(79)と、該PLL回路(79)から出力される信号の周波数(fM1) を逓倍して各キャリア周波数と同周波数(f1 ,f2,f3) の信号を出力し、この出力された周波数(f1 ,f2,f3) の信号を該H偏波側の複数の変調器(81,82,83)へ出力する第2逓倍回路(80)とを前記変調装置に具備することによって、V偏波側及びH偏波側の複数の変調器(73,74,75 と81,82,83) 間で信号同期が取れるようにしたことを特徴とする多重無線変復調装置。

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