特許
J-GLOBAL ID:200903066558575863

粉体薬剤カプセルの開封及び体腔内噴射用の多重筒機構並びに圧送用気体の容器を装着したキット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 出田 晴雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-278458
公開番号(公開出願番号):特開平8-112357
出願日: 1994年10月17日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 カプセル内の粉体薬剤を体腔内へ多数回直接噴射可能なユニット開発。【構成】 図1の略L字型の冠部材(1)の基体(1b)の頂面から噴射筒部分(1n)が立ち上がり、1nの麓には薬剤カプセル(P)の挿入孔(1h)が、1nの内部には気体流通路(1s)が位置する。1b内部には略円筒形の支持筒部材(2)が内嵌され、支持筒鍔(2f)にはPの挿通孔(2h)及び粉体薬剤気流の流通孔(2s)が位置する。(2)の下流域(2d)外面の係合手段が2に外嵌された有底筒状部材(6)の側壁部(6w)内面の係合手段と係合し、(6)底面の透孔(6h)には弁機構(4)が装着され、(1)の正立時には圧送用気体流通路(43)出口が閉塞されて吸気孔(40h)が開口し、逆に倒立(使用)時には(43)が開口して(40h)が閉塞される。(2)の上流域(2u)外面に断面L字型の弧状連結部材(7)が滑動可能に嵌装され、その外面の係合部(7u)が(1)の下端付近内壁の係合部(1c)に係合している。【効果】 使用済カプセルの除去不要で追加挿入可能;圧送用気体容器交換可能。
請求項(抜粋):
筒型噴射機構であって粉体薬剤カプセルの開封に続く内容薬剤の噴射機能を備え、下記の部材1、2、4、5、6及び7の結合によって構成された粉体の体腔内噴射用の多重筒機構:略L字型冠部材(1)であって内部にその長軸と略平行な流通路(1s)を内蔵した管状の噴射ノズル部(1n)を備えると共にその噴射ノズル部(1n)の麓に薬剤カプセル(P)の挿入孔(1h)を備えた基体部(1b)からなる冠部材、支持筒部材(2)であって基体部(1b)の内側にその軸方向へ移動可能に嵌入され、該部材(2)の上端付近に支持筒鍔(2f)を備えると共にその下流域に気密係合手段を備えた筒状部材、断面L字型の弧状連結部材(7)であって該支持筒部材(2)外壁と略L字型冠部材(1)の内壁との間に滑動可能に嵌装され、該部材(7)の外壁の係止部がそれに外嵌された略L字型冠部材(1)の下流端付近内壁に設けられた係止部に係合された連結部材、有底筒状部材(6)であってその側壁の係合手段が支持筒部材(2)下流域の係合手段と係合した器部材、弁機構(4)であって該有底筒状部材の器底中心付近に嵌装され、該器底の内壁に密着可能な上閉塞部材(42)、該器底の外壁に密着可能な下閉塞部材(40)及び両部材を接続する接続部材(41)からなる弁機構並びに断面「コ」の字型の冠状部材(5)であって下閉塞部材(40)を収容すると共に、圧送用気体の容器(V)の口頚部に跨装される冠状部材(5)。
IPC (2件):
A61M 31/00 ,  A61M 13/00

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