特許
J-GLOBAL ID:200903066562077444

車両の乗員拘束装置を膨張させるための装置、エアバッグ用混成型膨張装置および膨張ガス生成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-311847
公開番号(公開出願番号):特開平7-096814
出願日: 1993年12月13日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 エアバッグ用混成型膨張装置において、膨張装置の放出ガスから有害な粒子を効果的に除去する。【構成】 車両の乗員拘束装置を膨張させるための膨張ガスを発生する装置10は貯蔵室14を備え、貯蔵室14はフィルタ98を有する。フィルタ98はガスの方向転換を行うと共に、ガス発生材料を収容する第1室34から放出される高温ガスの少なくとも一部から粒子を除去する。これにより著しく粒子含有量を低減した高温ガスを形成する。前記装置10は、少なくとも1つの制御オリフィス32と少なくとも1つの出口ポート94とを有するディフューザを備える。ディフューザを通して膨張ガスを乗員拘束装置内に放出する。前記高温ガスはフィルタ98との接触から前記膨張ガスとしてディフューザに入るまでに合計で少なくとも約180度の方向転換を行う。
請求項(抜粋):
ガス発生材料を貯蔵する第1室とガスを方向転換させる第2室とを有する容器を具備し、前記ガス発生材料は発火すると高温ガスを発生し、該高温ガスは前記ガス発生材料とその副産物との粒子を含有し、前記高温ガスは前記第1室から前記第2室内に少なくとも1つのガス出口ノズルを通って放出されることができ、前記第2室は前記出口ノズルと反対側の内壁に沿ってフィルタを収容し、該フィルタはガスの方向転換を行うと共に前記第1室から放出され前記フィルタに衝突する前記高温ガスの少なくとも一部から粒子を除去して粒子含有量を著しく低減した高温ガスを作り、これを車両の乗員拘束装置を膨張させるための膨張ガスとして利用し、前記膨張ガスの少なくとも一部を前記容器から導入する通路を提供する少なくとも1つの制御オリフィスと、前記導入された膨張ガスの少なくとも一部を前記車両の乗員拘束装置内に放出する少なくとも1つの出口ポートとを有するディフューザを更に具備し、前記高温ガスは前記フィルタとの接触から前記膨張ガスとして前記ディフューザに入るまでに合計で少なくとも約180度の方向転換を行う、車両の乗員拘束装置を膨張させるための装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭52-009236
  • 特開昭53-109342
  • 特公昭44-010443

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