特許
J-GLOBAL ID:200903066562848394

スイッチング電源の過電流保護回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-038201
公開番号(公開出願番号):特開平7-245874
出願日: 1994年03月09日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 いわゆるパルスバイパルス過電流検出保護を可能にすると共に、過電流検出時刻から一次側電流遮断時刻までの時間を比較的短い時間にする。【構成】 一次側電流Idが所定値より大きくなった時にPNPトランジスタQ13とNPNトランジスタQ12とを組合せたサイリスタ回路がクローズ状態となり、一次側スイッチングトランジスタQ1をオンさせるドライブ信号をカットし、一次側スイッチングトランジスタQ1をオフする。サイリスタ回路は、一次側スイッチングトランジスタQ1をオンさせるドライブ信号により自己保持し、クローズ状態を維持する。ドライブ信号が一次側スイッチングトランジスタQ1をオフする状態になると、サイリスタ回路はオープン状態に復帰する。【効果】 ラッチ機能を持たせてハンチング現象を防止し且つ動作周波数毎に通常の状態に復帰させるパルスバイパルス過電流検出保護が可能となる。過電流検出時刻から一次側電流遮断時刻までの時間を短縮することが出来る。
請求項(抜粋):
スイッチング電源の一次側電流を検出する一次側電流検出手段と、検出した一次側電流が所定の値より大きくなったときに一次側スイッチング素子を強制的にオフにして一次側電流を遮断する一次側電流遮断手段とを具備してなるスイッチング電源の過電流保護回路であって、前記一次側電流遮断手段としてPNPトランジスタとNPNトランジスタとを組み合わせたサイリスタ回路を用い、そのサイリスタ回路は、前記変流器の出力電流が所定の値より大きくなったときにクローズ状態となり、前記一次側スイッチング素子をオンさせるドライブ信号をカットして一次側スイッチング素子をオフさせ、且つ、前記ドライブ信号によりクローズ状態を自己保持し、前記一次側スイッチング素子をオフさせるドライブ信号によりオープン状態に戻ることを特徴とするスイッチング電源の過電流保護回路。
IPC (2件):
H02H 7/12 ,  H02M 3/28
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-025332
  • 特開昭59-191424

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