特許
J-GLOBAL ID:200903066565991058

ゴム変性スチレン系樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-075853
公開番号(公開出願番号):特開平5-239159
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 グラフト量を制御でき、ゴム粒子径分布が狭く、外観と衝撃強度バランスとが共に優れたゴム変性スチレン系樹脂の製造方法を提供する。【構成】 スチレン系単量体を第1反応器に供給して重合転化率が50%を越えない範囲まで重合反応を行った第1の流れと、5〜25重量%のゴム状重合体を含有するスチレン系単量体溶液の第2の流れとをスチレン系単量体の重合生成物とゴム状重合体との重量比が0.5〜3.5、スチレン系単量体とその重合生成物に対するゴム状重合体の含有量が3〜18重量%になるように配合調整し、プラグフロー型反応器で重合反応を継続しながらゴム相反転を行い、ゴム粒子の重量平均粒子径/数平均粒子径の比が2.0以下になるように制御し、引続き重合転化率を高めた後に脱揮処理するゴム変性スチレン系樹脂の製造方法である。
請求項(抜粋):
ゴム状重合体を含有しない芳香族モノビニル系単量体を第1反応器に供給して重合転化率が50%を越えない範囲まで重合反応を行った第1の流れと、5〜25重量%のゴム状重合体を含有する芳香族モノビニル系単量体溶液の第2の流れとを芳香族モノビニル系単量体の重合生成物とゴム状重合体との重量比が0.5〜3.5になるように、かつ、芳香族モノビニル系単量体とその重合生成物に対するゴム状重合体の含有量が3〜18重量%になるように配合調整し、プラグフロー型反応器内部に連続的に装入して重合反応を継続しながらゴム相反転を行い、ゴム相反転を生起させた後のゴム粒子の重量平均粒子径/数平均粒子径の比(Dw/Dn)が2.0以下になるように制御し、引続き後続の反応器に供給して重合転化率を高めた後に脱揮処理して未反応単量体及び溶媒等の除去を行うことによりグラフト量の任意なコントロールを可能としたゴム変性スチレン系樹脂の製造方法。
IPC (2件):
C08F279/02 MQP ,  C08F291/00 MRB
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭47-048515
  • 特開平3-277613

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