特許
J-GLOBAL ID:200903066571182897

新規α-L-フコシダーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤野 清也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-085199
公開番号(公開出願番号):特開2001-269169
出願日: 2000年03月24日
公開日(公表日): 2001年10月02日
要約:
【要約】【課題】 新規なα-L- フコシダーゼの提供。【解決手段】 ウニ内臓より水性媒体でα-L- フコシダーゼを抽出して得られる抽出液を、精製することよりなるα-L- フコシダーゼの製造法。本発明のα-L- フコシダーゼは、p-ニトロフェニル- α-L- フコシドあるいは糖鎖還元末端にα-1-3結合したフコース残基を有する糖を基質としてこれらのα-L- フコシド結合を加水分解してL-フコースを遊離する。至適pHは、p-ニトロフェニル- α-L- フコシドを基質としたとき 2.5及び6.5付近にあり、分子量はSDS ポリアクリルアミドゲル電気泳動法で約 52,000 、ゲル濾過法で約 200,000である。ウニ内臓から工業的に有利に生産され、その基質特異性を利用して複合糖質糖鎖の構造解析や、糖鎖の機能研究に用いられる。
請求項(抜粋):
次の理化学的性質を有するα-L-フコシダーゼ。(1) 作用合成基質及び天然基質中のα-L-フコシド結合を加水分解し、L-フコースを遊離する。(2) 基質特異性合成基質であるp-ニトロフェニル- α-L- フコシド及び糖鎖還元末端にα-1-3結合したフコース残基を有する糖を基質とする。(3) 至適pHp-ニトロフェニル-α-L-フコシドを基質としたときの至適pHは2.5付近及び6.5付近である。(4) 分子量SDS ポリアクリルアミドゲル電気泳動法で約52,000、ゲル濾過法で約200,000である。
Fターム (11件):
4B050CC01 ,  4B050DD11 ,  4B050EE10 ,  4B050FF03E ,  4B050FF04E ,  4B050FF05E ,  4B050FF11E ,  4B050FF12E ,  4B050FF15E ,  4B050LL03 ,  4B050LL05

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