特許
J-GLOBAL ID:200903066573133273

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-029890
公開番号(公開出願番号):特開平7-238813
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 バルブタイミング制御の安定化を図ると共に、機関の各摺動部の潤滑性能の低下を防止する。【構成】 筒状歯車12を圧力室13に油圧供給通路18を介して供給された作動油圧によって移動させることにより、スプロケット1とカムシャフト2との相対回動位相を変換させる構成を前提としている。前記油圧供給通路18の上流側に、オイルポンプ17から圧力室13に圧送される作動油の油圧を、圧縮スプリング14のばね力との相対関係で適正に制御するリリーフ弁34を設け、不要な作動油を機関の各摺動部へ供給するようにした。
請求項(抜粋):
機関によって回転駆動する回転体と、該回転体からの回転力によって吸排気弁を作動させるカムを有するカムシャフトと、回転体とカムシャフト本体の一端部に固定されたスリーブとの間に介装されて、カムシャフト軸方向の移動に伴い回転体とカムシャフトとの相対回動位相を変換する位相変換手段と、前記回転体の内部一端側に形成されて、液圧回路の供給通路を介して供給される内部液圧により容積を増加して前記位相変換手段を一方向へ移動させる圧力室と、回転体の内部他端側に弾装されて位相変換手段を他方向へ付勢するばね部材と、前記液圧回路の排出通路の一部を構成し、前記スリーブのカムシャフト軸方向の位置に夫々所定間隔をもって形成された複数のドレン通路部と、該各ドレン通路部の内側開口端を機関運転状態に応じて選択的に開閉して前記圧力室の容積を可変にする制御弁とを備えたバルブタイミング制御装置において、前記供給通路に、圧力室内の作動油を前記ばね部材のばね力との相対関係で制御する流量制御機構を設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F01M 9/10

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