特許
J-GLOBAL ID:200903066579326332

差動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 開口 宗昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-205716
公開番号(公開出願番号):特開平11-051152
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 本発明の課題は、より高硬度化及び高耐摩耗性を付与できる球状黒鉛鋳鉄材の回転体を用いた差動装置を得ることである。【解決手段】 重量%で炭素当量(CE値=C+1/3(Si)):4.53%以下及びCu:0.25%以下であり、黒鉛周囲の基地組織が実質的にマルテンサイト相であり、黒鉛の平均粒径が20μm以下である球状黒鉛鋳鉄材を作動装置の回転体に用いる。
請求項(抜粋):
互いに軸方向に対向して同軸状に配置された一対の回転体と、各回転体を収容するケース体と、各回転体の軸方向の対向面間に配置された複数の転動体と、各転動体を各回転体の間に保持する保持体とを備え、前記保持体には回転体の径方向に延びる複数の案内部を回転体の軸方向に貫通して設けて各案内部に各転動体を移動自在に収容し、各回転体の軸方向の対向面には各転動体に係合する溝を回転体の周方向に連続して設け、各溝を各回転体に回転差が生ずると各転動体が前記案内部に沿って往復移動するように形成した差動装置において、前記回転体は重量%で炭素当量(CE値=C+1/3(Si)):4.53%以下及びCu:0.25%以下であり、基地組織が実質的にマルテンサイト相であり、黒鉛の平均粒径が20μm以下の球状黒鉛鋳鉄材であることを特徴とする差動装置。
IPC (4件):
F16H 48/12 ,  C22C 37/00 ,  C22C 37/04 ,  F16H 15/40
FI (4件):
F16H 35/04 A ,  C22C 37/00 Z ,  C22C 37/04 C ,  F16H 15/40

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