特許
J-GLOBAL ID:200903066600554014

排気ガス浄化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-258178
公開番号(公開出願番号):特開平5-149131
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】本発明は、触媒が機能するまでの間も、未燃炭化水素を外部に排出しない排気ガス浄化システムを提供することを目的とする。【構成】触媒8の上流側に吸着剤4を設ける。また、吸着剤4の上流側部分と、吸着剤4と触媒8との間部分と間の部分に熱交換器19を配置する。し、吸着剤4の温度上昇の制御、および、触媒8の温度上昇の促進を図る。これにより、始動初期、触媒8が機能し始めるまでは、吸着剤4で未燃炭化水素を吸着する。触媒8が機能を始めるのとほぼ同時に、吸着剤4に吸着された未燃炭化水素が脱離し始めるように温度制御を行う。【効果】エンジン始動直後に多量に発生する未燃炭化水素がそのまま外部に流出することを防ぐことができる。
請求項(抜粋):
エンジンの排気ガス流路中に、排気ガス処理用の触媒と、未燃炭化水素を吸着する温度領域(以下、”吸着ゾ-ン”という)と、該吸着ゾ-ンよりも高い温度領域であって吸着した未燃炭化水素が脱離する温度領域(以下、”脱離ゾ-ン”という)とを有する吸着剤と、を配置し、上記触媒が機能しないときには、排気ガス中に含まれる未燃炭化水素を上記吸着剤により一時的に吸着させる自動車用排気ガス浄化方法であって、上記吸着剤の温度が脱離ゾ-ンに達する時刻と、上記触媒が活性を有する温度に達する時刻とを一致するように、該吸着剤と該触媒との少なくとも一方の温度制御を行うことを特徴とする排気ガス浄化方法。
IPC (7件):
F01N 3/24 ,  F01N 3/02 301 ,  F01N 3/08 ,  F01N 3/20 ,  F01N 3/22 301 ,  F01N 3/22 ,  F01N 9/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-135417
  • 特開平3-135417

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