特許
J-GLOBAL ID:200903066603217418

可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-211764
公開番号(公開出願番号):特開平6-058407
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置に関し、走行フィーリングを調整するつまみで微速走行の設定を行うことを目的とする。【構成】前後進操作レバー18の操作に基づいて前進又は後進走行に設定されているかを判断するコントローラ27と、前後進バルブ15から斜板制御用シリンダ10に供給される作動油の供給量を多く設定するハード設定領域と、前後進バルブ15から斜板制御用シリンダ10に供給される作動油の供給量を少なく設定するソフト設定領域とを有する加減速調整つまみ32と、加減速調整つまみ32がソフト設定領域に設定されているか判断するコントローラ27と、アクセルペダル9 が踏まれず、前進又は後進走行状態で、ソフト設定領域に設定されていると判断したとき、前後進バルブ15を制御して斜板制御用シリンダ10に予め定める作動油を供給し、油圧ポンプ5 の吐出容量を予め定めた容量に設定するコントローラ27とを備えた。
請求項(抜粋):
エンジンの回転数を調整するアクセルペダルと、エンジンにて駆動される可変容量油圧ポンプと、前記油圧ポンプの吐出容量を調節して作動油の吐出容量を制御する吐出容量調整手段と、前記油圧ポンプから吐出される作動油の吐出容量をエンジン回転数に追従させるように前記エンジンの回転数に相対した油圧力にて前記吐出容量調整手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手段から吐出容量調整手段に供給される作動油の流量を調整する流量調整手段と、前記油圧ポンプから吐出される作動油にて駆動され走行用駆動輪を正逆回転させる油圧モータとからなる可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両において、車両の前後進及び停止を指示する前後進操作手段の操作に基づいて前進又は後進走行に設定されているか否かを判断する判断手段と、前記流量調整手段から吐出容量調整手段に供給される作動油の供給量を時間当たりに対して多くなるように設定するハード設定領域と、該流量調整手段から吐出容量調整手段に供給される作動油の供給量を時間当たりに対して少なくなるように設定するソフト設定領域とを有する応答性設定手段と、前記応答性設定手段がソフト設定領域に設定されているか否かを判断する設定判断手段と、前記アクセルペダルが踏み込まれていない状態において、前記判断手段が前進又は後進走行の設定状態と判断し、前記設定判断手段がソフト設定領域に設定されていると判断したとき、前記流量調整手段を制御して吐出容量調整手段に予め設定された流量となる作動油を供給し、前記油圧ポンプの吐出容量を予め定めた容量に設定する作動油供給制御手段とを備えた可変速用可変容量油圧ポンプを備えたエンジン車両における加減速調整装置。

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