特許
J-GLOBAL ID:200903066604752600

最適ポーリング周期学習方法及びポーリング処理部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-158166
公開番号(公開出願番号):特開平9-008818
出願日: 1995年06月23日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】 ポーリング処理部と被ポーリング処理部が公衆網等に介した遠隔にある場合、公衆網等の状態によりポーリング応答受信時間が一定ではないためポーリング処理部において最適なポーリング周期を自動的に求めることを可能とする。【構成】 ポーリング処理部SXが被ポーリング処理部RXに対してポーリング指示を送信後ポーリング応答を受信するまでのポーリング応答受信時間t1,t2,...,tnを求め、連続n回現ポーリング周期Tよりも短い時間であればt1,t2,...,tnの内の最長の時間を次回のポーリング周期Tとする。また現ポーリング周期T内にポーリング応答が受信されなければ、過去のポーリング周期の最長時間までポーリング応答をまち、ポーリング応答受信時間をセーブし、この状況が連続n回発生した場合は、セーブしておいたn個の応答受信時間の最長の時間を次回のポーリング周期とする。
請求項(抜粋):
ポーリング処理を行うポーリング処理部と該ポーリング処理の対象となる被ポーリング処理部とがネットワークを介して存在するシステムに適用される最適ポーリング周期学習方法において、前記ポーリング処理部は、現在のポーリング周期及びそれ以前のポーリング周期を保存しており、前記被ポーリング処理部に対してポーリング指示を送信してから、前記ポーリング指示に対するポーリング応答を受信するまでのポーリング応答受信時間を計測して保存することを現在のポーリング周期で繰り返し、これら保存されたポーリング応答受信時間がN(Nは2以上の整数)回連続して現在のポーリング周期よりも短い時間であった場合のみ、前記N回の保存されたポーリング応答受信時間の中の最長のポーリング応答受信時間を次回のポーリング周期として保存して、以降はこの次回のポーリング周期を用いてポーリング処理を行い、また、前記ポーリング処理部は、現在のポーリング周期内に前記ポーリング応答を受信しなければ、それ以前に保存されているポーリング周期のうちの最長のポーリング周期と現在のポーリング周期との差に相当する時間をポーリング周期の延長期間として延長して前記ポーリング応答を待ち、このポーリング周期の延長期間内に前記ポーリング応答を受信した場合、ポーリング応答受信時間を保存し、このポーリング周期の延長期間を経過した時点で前記ポーリング指示を送信し、このポーリング周期の延長期間内における前記ポーリング応答の受信及びポーリング応答受信時間の保存をN回連続して行った場合のみ、その間に保存しておいたポーリング応答受信時間の中の最長のポーリング応答受信時間を次回のポーリング周期として保存して、以降はこの次回のポーリング周期を用いてポーリング処理を行うことにより、最適なポーリング周期を求めることを特徴とする最適ポーリング周期学習方法。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 9/00 311
FI (2件):
H04L 11/00 310 Z ,  H04Q 9/00 311 B

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